マレーシアのクアラルンプールでインターンをする際に主な移動手
そんなクアラルンプールの電車事情について紹介していきます。
クアラルンプールで利用される5つの路線と料金
クアラルンプール路線は5つに分かれています。
KTMコミューター(KTM Komuter)
KTMコミューターは、マレーシア鉄道公社(KTM)が運営している鉄道で、クアラルンプール市内と郊外を結ぶ路線です。(地図上の1番青ラインと2番赤ライン)
KMTコミューターの乗車券と料金
運営 | KTM Komuter |
切符 | 利用毎に購入する片道兼です。約1~9リンギット |
Touch ' n Go Card / Myrapid Card | 日本でいうSuicaやICOCAの様なカード。 |
KTMの車両内では、飲食や喫煙が禁止されています。
LRT(Light Rail Transit)
クアラルンプールの主要なエリアを結んでいるのがLRT(LRT Rapid KL)路線です。約5分間隔で電車が走っていてクアラルンプール民と観光客のどちらの利用率も高い路線です。(地図上の3番黄ライン、4番茶ライン、5番桃ラインと10番水ライン)
LRTの乗車券と料金
運営 | Rapid KL |
切符(トークン) | 利用毎に購入する片道兼です。約0.70リンギット~2.50リンギット |
Touch ' n Go Card / Myrapid Card | 日本でいうSuicaやICOCAの様なカード。 |
LRTの車両内では、ゴミのポイ捨て、飲食や喫煙をした場合には500リンギット(約14,000円)の罰金となります。また、乗り換えの際には切符(トークン)再度購入する必要があります。
KLモノレール(KL Monorail)
KLモノレールは、KLセントラル(KL Sentral)から住宅地ティティワンサ(Titiwangsa)までのクアラルンプール市内中心を走っています。クアラルンプール最大の繁華街であるブキビンタンも停車駅の1つとなっていて、市内を移動するのにとても便利な路線です。(地図上の8番黄緑ライン)
KLモノレールの乗車券と料金
運営 | Rapid KL |
切符(トークン) | 利用毎に購入する片道兼です。約1.20リンギット~2.50リンギット |
Touch ' n Go カード | 日本でいうSuicaやICOCAの様なカード。 |
KLIAエクスプレス(Kuala Lumpur International Airport Express)
KLIAエクスプレスは、KLセントラルとKL国際空港を直通で繋ぐ特急電車です。東南アジア内での最速列車としても知られていて、KL国際空港からKLセントラルまでを約30分で駆け抜けます。(タクシーでの移動も良いですが、KLIAエクスプレスから見える景色もとても綺麗です。)
KLIAエクスプレスの乗車券と料金
運営 | ERL (Express Rail Link) |
切符 | 利用毎に購入する片道兼です。 |
Touch ' n Go Card / Myrapid Card | 日本でいうSuicaやICOCAの様なカード。 |
KLIAトランジット(Kuala Lumpur International Airport Transit)
KLIAトランジットは、KLセントラルとKL国際空港を繋ぐ各駅電車です。運賃面でKLIAエクスプレスと差は無いので、KLセントラルに早く着きたい方はKLIAエクスプレスが良いでしょう。
KLIAトランジットの乗車券と料金
運営 | ERL (Express Rail Link) |
切符 | 利用毎に購入する片道兼です。 |
Touch ' n Go Card / Myrapid Card | 日本でいうSuicaやICOCAの様なカード。 |
切符と定期券(Touch n GoとMyrapid Card)について
マレーシアではTouch’n GoとMyrapid Cardの2種類のカードが利用されています。
Touch’n Go
SuicaやIcocaのようなICカードで、KTMコミューター、LRTやバス、コンビニやカフェ、駐車場の支払いなどにも利用できる便利なカードです。駅内やショッピングセンター内の「Touch n Go」オフィスで購入する事ができます。購入時には最低20リンギット(約10リンギットの手数料+10リンギットのチャージ)が必要となります。日本と違い特定の駅、コンビニ、ATMでしかチャージができませんので、チャージ可能な場所を見つけたときは覚えておくと良いでしょう。
※Touch n Goの購入後1ヶ月以内にカードが使えなくなった場合は無料で交換ができます。(紛失した場合の交換はできません。)
Myrapid Card
LRTやバス、KLモノレールで使用できるICカードです。どの駅でも改札付近にあるオフィスにて購入可能です。Myrapid CardNにはいくつかのプランがあり、購入するプランによって利用できる幅が変わります。(7日間用パスや電車専用パスなど)長期滞在する日本人がよく購入する「Stored Valueプラン」では、手数料10リンギットでカードを購入でき、2年間使用できます。
Touch n GoとMyrapid Cardを同一の機械でチャージすることはできません。それぞれのカードがどこでチャージできるかも覚えておきましょう。
まとめ
マレーシア(クアラルンプール)の電車事情について解説してみました。クアラルンプールではいくつかの会社が鉄道の運営をしていますが、ICカードは共通していてとても利用しやすい環境なのではないでしょうか。