オーストラリアでインターンシップをする際に、事前に考慮しなければならないのが現地での生活費です。現地で掛かる出費を事前に知っておくことは、海外インターンシップに参加するにあたって大切な情報となりますので、予め調べておきましょう。オーストラリアは日本より物価が高いと言われている事もありますが、全てが日本より高いわけではありません。詳しくは本記事で解説していきます。
オーストラリアの生活費を項目別に見てみた
オーストラリアでの滞在中に掛かる費用を①家賃、②食費、③交通費、④携帯代、⑤その他の5項目にわけて解説していきます。(2020年2月現在1オーストラリアドル=約73.8円)
家賃
外国人がオーストラリアで住む場合、アパートやマンションに住むのが一般的です。住宅様式はシェアハウスが多く、ユニットまたはシェアルームに住みます。シェアハウスとは一軒家またはマンション・アパートに複数人住み、家賃を折半する住宅様式です。シェアハウスは家具・家電付きで、水道費や光熱費、Wifi費用が込みのところが多いため、海外インターンをする人も住みやすいのが特徴です。都心部は一人部屋の家賃が高いため探すのが難しいので、二人以上のシェアハウスが一般的です。マンションタイプのシェアハウスの多くはプールやジム、BBQスペースが設備され無料で利用できるところも多いため、自分の生活スタイルに合った部屋を見つけましょう。
家の立地、設備の質、築年数等で家賃に変化が出ますが、家賃は4万円~8万円程となります。
ルームシェアの名称について
- オウンルーム(1人部屋)
- シェアルーム(2〜4人部屋)
- カップルルーム(2人部屋)*部屋にバスルーム付き(別名マスタールーム)
食費
オーストラリアの外食費用は日本より非常に高額です。外食はランチ大体900円~2000円、ディナーは1600円~4000円が一般的で日本より高いです。一か月外食を続けると7万円を超えるため、食費を抑えたい人は自炊で2~3万円程になります。
一方でオーストラリアは農畜産物が有名な国なため、肉、フルーツ、野菜は日本よりも比較的安く購入できます。オーストラリアのメルボルンの場合、激安のスーパーCheaper by Milesがおすすめです。Cheaper by Milesでは主にパッケージデザインの変更のため店頭におけなくなった訳アリの商品や賞味期限が近い食品が売られているため、スーパーより安く購入できます。
商品名 | 日本の値段 | オーストラリアの値段 |
りんご | 140円 | 50セント(日本円約42円) |
ステーキ肉 | 2,600円 | 7ドル(日本円約600円) |
交通費
オーストラリアには、地下鉄やトラム、バスなどの交通手段があります。日本のように細かく駅ごとに料金が定められているわけではなく、距離に応じてZONE(ゾーン)というグループ区画で料金が設定されています。シティから近いエリアはFREE ZONEといい、無料でバスを使えてとても便利です。
日本のSUICAやPASMOのようなICカードを利用するのが一般的で、カード一枚でバス、電車、フェリーなどに利用できます。オーストラリアに到着したら空港や駅、コンビニなどですぐ購入しましょう。
地下鉄や電車は約220円、バスは160円ほどで月々約1万~1万5000円になります。
携帯代
オーストラリアの一か月の通信費は3000円~5000円です。格安SIMカードの場合、平均敵に10GBは4800円ほどで購入できます。オーストラリアの大手格安SIMの会社はOVO、Boost、Kogan、Jeeneeになります。
オーストラリアでの1ヶ月の生活費の例
オーストラリアの1か月の生活費例をご紹介します。
※飲酒に掛かる費用は「その他」として計算しています。
※インターンシップ参加費、飛行機代、海外用保険代、ビザ申請代は含まれていません。
女性インターン(大学生) | |
年齢 | 20代前半 |
食費 | $260 |
家賃 | $850 |
交通費 | $120 |
携帯代 | $60 |
その他 | $350 |
1ヶ月の生活費 | $1640 日本円で月々12万~13万円 |
まとめ
オーストラリアでの生活費についてまとめてみました。食費や家賃など工夫をすれば大幅に節約することも可能です。かしこくお金を使い、現地でしかできない体験にお金を払ってみるのも一つです。せっかくの機会にいろいろ挑戦してみてください。