皆さんはどんな目標に向かって海外インターンシップに参加されていますか?「卒業後の就活のため」「英語力を伸ばすため」のように自身の成長のためでしょうか?それとも「海外生活に憧れていたから」といった今を楽しむためでしょうか?
本記事では、さまざまな目標がある中でも比較的よく耳にする「インターンシップ後に海外就職がしたい」にフォーカスを当てて解説していきます。インターンシップ⇒⇒海外就職を狙うあなたは、是非読んでみて下さい。
そもそも海外インターンシップ後の海外就職って現実的な選択肢?
海外進出する日本人の増加と共に、海外での日本人市場も拡大しています。その拡大に合わせるように、日本語のニーズも高まっています。一方、日本人市場への進出に向けて多くの企業が日本語スピーカーを探していますが、なかなか英語の話せる日本人を探せるプラットフォームが無いのが現状です。そんな時に、成長意欲の高い日本人インターン生が来てくれる事は、企業にとっても大きなビジネス拡大のチャンスになります。
どんな企業がインターンシップ後の採用を検討してくれるの?
企業がインターン生を採用する理由は様々です。仕事に手が足りていない場合や、新しいアイデアを企業に取り入れたい場合、社内の雰囲気を変えるためなど様々な理由があります。そんな中に日本語を話せる人材を必要としている企業があります。これから日系市場を開拓しようとしている企業、日本人顧客を持っている企業、日本に本社を持つ企業など、何かしらの理由で日本語を必要としています。そういった企業はインターンシップの期間中だけではなく、その後もあなたのスキルを必要としてくれます。もし採用の目的が日系市場の開拓や日系顧客の獲得であれば、インターンシップ後の採用を検討してもらえるチャンスは大きいです。
【豆知識:専門知識はアドバンテージ】
特に企業が日本語+専門知識(スキル・資格)を必要としている場合は検討して貰える可能性がグンとあがります。
インターンシップ後の海外就職を狙う際におさえておきたい5つのポイント
1.長期インターンシップをする
インターン生の採用を検討する企業様は少なくありません。ですが、その殆どのケースが長期でインターンシップを行った生徒の場合です。短期だと、その生徒の人柄や実力を見抜くための時間が限られてしまい、しっかりと検討をしてもらえません。また、長期に比べて任せてもらえる仕事の裁量は低く、企業側も事業拡大よりも今手が追い付いてない仕事のサポート役としてインターン生を採用します。
2.企業がビザを発行可能か聞いておく
企業がスポンサービザを申請できるかどうかあらかじめ聞いておきましょう。もし採用を本気で検討している企業であれば、既にビザのことも念頭においている事が多いです。パフォーマンス次第で採用検討するけど、ビザの事はわからないといった企業は、本気で検討していない可能性が高いので要注意です。
3.日本人の1番の強みは日本語だと理解する
海外就職の際に日本人の強みとなるのは日本語です。英語を話すために海外に住みたい。日本語はあまり使いたくない。そんな気持ちもわかりますがこれが現実です。海外在住の日本人は沢山いますが、日本人市場と関わりを持たず、日本語を必要としない環境で働く日本人の数は少数となります。日本人は比較的に採用コストも高く、英語力もそこまで高くないと言われています。何でその人材が欲しいのか?と企業側の目線に立った時に、やはり「日本語が必要だから」が1番の理由となります。
4.給料は日本の給料基準ではなく、現地の社員前後と考えておく
仕事を決める上で大切なのが給料額です。海外で仕事をするチャンスがあったとしても給料があまりにも低いと、それを取るのが良い決断とは言い難くなってしまいます。海外(東南アジア)での日本人の給料は、現地社員と同じ程度か国によっては少し高いと考えておきましょう。それぞれの国にはそれぞれ違った給料基準や一般的な給料額があります。日本ではこの程度貰えるから、それ以上の給料でなければいけないと考えてしまうと、目の前のチャンスを逃すことになってしまうかもしれません。
5.常にいくつかプランを持っておく
インターンシップから海外就職に繋げるのは「海外就職」という目標を達成する方法の1つにすぎません。最終目標は「採用を検討してくれる企業でのインターンシップ」ではなく「海外就職」です。海外就職をするためには他にもいくつか方法があります。また現地に滞在している期間は就職活動をする上でも大きなチャンスになる期間でもあります。受け入れ先企業にしっかりと結果を見せることも大切ですが、それだけに望みを持つのではなく、それ以外にもできる行動をとっていくことが大切です。
まとめ
インターン海外も多くの企業様とお話をしますが、本気で採用まで検討している企業様、検討と言いつつイメージを持てていない企業様と様々です。自身の最終ゴールは何なのか、これからインターンシップをする企業が自身の目標達成に繋がるのか、上記のポイントをおさえて検討して頂ければとおもいます。
海外インターンシップに挑戦
インターン海外では、東南アジアでのインターンシップをご紹介しています。
詳細は、「海外インターンシップ情報」「アジアでのインターンシップ」をご確認下さい!