オーストラリアでインターンシップをする際、自分生活スタイル、費用にあった家を探すことが大切です。海外の賃貸は日本と大きく異なるので事前にきちんと確認しましょう。
オーストラリアの住居スタイル
オーストラリアではマンションやアパートなどでルームシェアすることが一般的です。その理由はオーストラリアは日本と比べてかなり家賃が高く、一人暮らしが難しいからです。複数の同居人と一つの賃貸に住み、家賃を折半することで費用を抑えられます。
部屋の種類と賃貸で見かける英単語をご紹介します。部屋探しをするときに必ず見かけるので覚えておきましょう。
・room share・・・１部屋を２人以上でシェアする部屋
・own room・・・１部屋を１人で住む部屋
・master room・・・own roomにバスルームがついている１人部屋
・rent・・・家賃代。週払い制で、1９0/wk(week)のように表記されます。
・bond・・・入居前に払う敷金のようなもの。レントの２～３週間分であることが多いです。
・inspection・・・部屋の内見。
賃貸の種類
オーストラリアで部屋を借りる場合、「シェアハウス」か「ホームステイ」の方法があります。それぞれの概要と、メリットデメリットをご紹介します。
シェアハウス
シェアハウスは一軒家やアパート、マンションを共同で借りて複数人で住む形式です。キッチン、トイレ、風呂場、リビングなど共同スペースをシェアします。own room（1人部屋）かroom share（部屋も共同）で生活スタイルは異なりますので自分に合う方を選びましょう。日本の場合知らない人と同じ屋根の下で住むのは珍しいですが、オーストラリアでは当たり前のように様々の人達がルームシェアをしています。インターンシップに参加する人だけでなく、留学や現地の大学生、旅行者など様々な出会いがあるでしょう。
メリット：
- 家具が揃っている
- 多国籍の同年代と交流ができ、様々な国の文化を学ぶことができる
- 自分で食事・選択をして生活スタイルを確立できる
デメリット：
- 文化や考え方の違いから生活習慣のトラブルやもめごとがある
- 欧米人は平日でにパーティが好きな人が多いため、生活スタイルが合わない場合もある
費用：
ルームシェア：100~200豪ドル/週
オウンルーム：200~300豪ドル/週
ホームステイ
オーストラリア人が住んでいる家に部屋を借りて一緒に住むのがホームステイです。食事や風呂、娯楽などを共同で使い、現地のオーストラリア人の生活スタイルを肌で実感することができます。異国の文化により濃く触れてみたい人におすすめです。休日や長期休暇を一緒に過ごせる家族になれるでしょう。
メリット：
- 現地の食や文化を体験できる
- 現地の人が話す言葉を学べる（話方やアクセントなど）
- 街のルールや住んでる人だからこそ知ってる事を聞ける
- 休日に一緒に出かけたり、過ごせる可能性がある
- 朝、昼、夜の食事が含まれている場合がある
デメリット：
- ホームステイ先の家族との相性があわない場合もある
- 食事・選択・風呂など家族のルールがある場合がある
- ホストファミリーがネイティブでない可能性がある
- 一人の時間がすくない
オーストラリアで家の探し方
日本ではインターネットサイトから条件を入れると簡単に賃貸物件を探すことができますが、オーストラリアでのシェアハウスやホームステイの探し方をご紹介します。
エージェントを使って探す
日本と同じように不動産会社にお願いして物件を探してもらいます。日系の不動産会社もあるので、日本語で相談できますのでオーナーさんとの交渉も間に入ってもらえるので、英語力に心配のある学生には安心ですが、手数料がかかります。
自力で現地の賃貸サイトを使って探す
オーナーさんが直接インターネットサイトに物件の情報を掲載し、そこから自分で検索、問い合わせをする方法です。
英語での問い合わせ、オーナーさんとの直接のやり取りになるため、英語力がある程度ある学生にオススメです。退去時の精算、物件に何か問題があったときはどのように対処するかなど、借りる前にきちんと確認し、トラブルを避けるようにしてください。
家探しの時に確認するポイント
様々な生活情報サイトで家を探す際、賃貸やオーナーによって条件やルールが異なります。そのため、事前にチェックすべき点をご紹介します。
- 家賃：金額のほかに、家賃に水道・光熱費やWi-fiなどの料金が含まれているか確認しましょう
- 保証金（Bond)：日本でいう敷金のようなもので退去時に家の汚れや破損がなければ自分に戻ってくるお金です。家賃の2～4週間分が相場になっています
- 滞在ルール：入浴、洗濯、キッチンの利用方法などオーナーによってルールが異なります。きちんと確認しましょう。
- 最低滞在期間：賃貸により、最低どれだけ賃貸に住まなければならないのかの条件です。
- 退去のルール：退去をする際、事前にオーナーに2週間～1か月前に通知をする必要があります。
- シェアメイト：ルームシェアをする際、一緒に住む人の情報です。性別や相性など自分と生活をする人をきちんと見極めましょう。
- 部屋・家の設備：机、洗濯機、ドライヤー、乾燥機など自分に必要な設備が揃っているか事前に確認しておきましょう。
- 部屋のタイプ：１人部屋なのか２～４人部屋なのか、部屋のタイプをきちんと確認しましょう。プライベートな部分が多くなるほど値段が高くなります。
- 職場・最寄り駅までの距離：インターンシップをする際、会社までどれくらいの時間で着くか事前に確認しましょう。
- 家賃の支払い方法：現金支払いか銀行振り込みがあります。一般的に現金支払いが多いです。
まとめ
初めて海外で一人で生活をする人は、どのように探したらいいのか不安な点も多いと思います。INTERN KAIGAIでは現地の求人だけでなく、家探しもサポートしているのでお気軽にお問い合わせください。
