海外インターンシップに参加しようと決めたきっかけ
私がインターンシップに参加する事を決めたのはオーストラリアでの留学中でした。
当初はオーストラリアに1年間留学する予定でしたが、日常会話、大学の講義や課題も問題なくこなせるようになってきた時に、ふと英語力は確かに向上しているけど、まだまだビジネスで使えるレベルではないと思うようになりました。それ以来ビジネスシーンで使える英会話力を身に付けたいと思い、オーストラリア留学9ヶ月目を終えた段階でマレーシアでのインターンシップに切り替えました。
なぜマレーシアを選んだのか
英語教育が非常に発達している国なのが1番の理由です。マレーシアでは日常や業務の殆どの場面で英語が使用されているので、生活面とビジネスシーンの両方で英語を使える国だと思いました。また、あのGACKTが移住するぐらいなので、きっといい国に違いないとも思っていました(笑)
なぜリクルートメント業を選んだのか
様々な業界について幅広く学ぶことができると思ったからです。また、就職活動が始まる前に自分のキャリアを考えるための情報収集がしたいと思ったからです。世の中にはどの様な業界・職種があって、どんな方がそれぞれのポジションで働いているか等を知る事は自分の将来を選択する上で凄く役に立つだろうと思っていました。
海外インターンシップの利点と欠点
-利点-
私がお世話になった人材業では、日本人の方、ローカルの方と接する機会があったので、日本と海外のビジネスマナーを身に付けることができる部分だと思います。これは初めて企業で働いた私にとって大きな勉強になりました。日本でインターンシップをしたことがないのでわかりませんが海外の企業様はとてもオープンで、意見やジョークも言いやすい明るい環境です。
-欠点-
英語力で苦労することは多々ありました。皆さん凄く忙しいので、質問も情報伝達も素早く簡潔に英語で行わなくてはなりません。イライラさせてしまうと、自分自身に直接の業務以外のことでストレスや焦りが生まれてしまいます。また、もしインターンが何か問題を起こしたら責任を取るのは上司の方になってしまうので、挑戦をためらってしまいがちになることです。
マレーシアの生活について
ご飯も美味しいものが多く、とても綺麗な大型ショッピングセンターが沢山あります。オシャレなバーもレストランも沢山あります。私は新築のコンドミニアムに住んでいたので住まいも快適でした。交通費も日本と比べると安く、UberやGrabの便利さに始めはびっくりしました。
ローカルなエリアは整備が行き届いていな場所があったり、最初は食べ物に対する不安も持っていたのですが比較的すぐに慣れました。私は特に身の危険を感じたことはありませんが、もちろん海外なので、常に安全を気にして生活していました。特にひったくりが多いと聞いたので、ひったくりにはすごく気をつけていました。ただ、一回パスポート不携帯で逮捕されかけたので、今後マレーシアでの生活を考える方は必ず常時パスポートを携帯してください。
インターンシップ後のプラン
大学があと2年あるので、まずは英語力を落とさないように自分なりの努力を続けながら、勉強、研究に力を入れていきます。このリクルートメント業のインターンで知ったことを元に、自分のキャリアの基盤づくりをしっかり行なっていこうと思っています。
3ヶ月を通して
最初は戸惑いとストレスだらけで寿命が絶対縮まったと思います。一私は理系なので、大学の研究では1日中パソコンと睨めっこをしているような生活をしてきました。正直、将来目指している職業とは全く違うジャンルに挑戦しました。本来インターンでは将来のキャリアに関連するところで働くものだと思いますが、私の場合はビジネス英会話力とビジネスマナーの基礎を身につけることが目標だったので、大学での専攻とは異なるものの今後に活かせる経験ができたと思っています。
敬語は問題なく使えると思っていたのに、失礼のないようにお話しすることを意識しすぎて全然口が回らないことも多々ありました。英語で話しするときも調子の良し悪しの波があって、詰まってしまったり変な英文になってしまうことがよくありストレスを感じていました。業務自体も上手くいかないことがよくあり、その度にパソコンと1日中過ごしている方が幸せだなと思っていました。ですが人間はやはり変化に対応できる生き物なので、場数を踏めばそれなりに慣れてくることもありますし、慣れてきた時に運も自然とついてくるのかなと思いました。それなりに小さな結果も出すことができ、どれだけ辛いことがあっても周りの方から褒めてもらえると、変化に対応できたという成長を自ら感じることができとても安心できました。
職場の方にも恵まれて職場環境がとても良かったことは、すごく心の支えでした。今後も旅行でぜひマレーシアに何度でも訪れて皆さんと連絡を取っていけたらいいなと思っています。
海外インターンシップへの挑戦を迷っている方へ
一人で迷っているだけでは何も解決しないと思うので、踏み出せない理由を経験者や専門家に話すことをオススメします。大学生の場合は、長期インターンとなると休学を考えなくてはならない部分が一番大きな問題になるかと思いますが、1年卒業が遅れるぐらい特にたいしたことではないと思います。ある程度のプレッシャーがある中に身を置いて、英語力を伸ばしながら自分のキャリアを見つめる時間を取ることは決して無駄なことではないと思います。
この記事を読む皆さんにも「東南アジアだから」「1年卒業が遅れるから」だとか何かと理由をつけて結局やめるのではなくて、一番時間を自由に使える大学生の時期をフル活用するためにも、良いと思ったことにはどんどんチャレンジして欲しいと思っています。個人的には日本で2週間のインターンシップや1日インターンシップしか経験できない地方学生にはもっとチャレンジして欲しいと思っています。
[box class="pink_box" title="INTERN KAIGAIからの御礼"]6ヶ月間のインターンシップお疲れ様です。マレーシアへのインターンシップへ切り替えをする時には勇気が必要だったと思いますが、その勇気が大きな経験に繋がったようで嬉しいです!
サトナさんが挑戦したプログラム「マレーシアのインターンシップ」「長期海外インターン」をチェック![/box]