大学院に向けて挑戦したインターンシップ【亜紀さん】

簡単なご紹介をお願い致します。

小野亜希と言います。インターンシップ中は青山学院大学の四年生で、現在はロンドン大学の大学院で国際経営学を専攻しています。

海外インターンシップに挑戦した切っ掛けはなんですか?

五月に交換留学先のイギリスから戻ってきて時間があったことと、大学院の出願を決めていたのでそのためにはインターン経験が必要だと思いインターンシップを行うことに決めました。国内ではなく海外を選んだ理由は国内のインターンは就職における選考活動という面が強く、海外の会社で実務を学ぶことが第一条件だったということと、将来海外で働くことを視野にいれていたのでイギリスから帰ってきて自分の持つ英語力で海外で外国人と一緒に働くことができるのかを試してみたかったからです。

インターンシップ先をシンガポールに決めた理由はなんですか?

英語圏の中で今まで唯一行ったことのない国がシンガポールであり、ずっと行ってみたいとは思っていました。アメリカでインターンのオファーも同時にもらっていたのですが、HRにより興味を持っていたということと日本と並ぶアジアの先進国でありビジネスの中心地となっているシンガポールでビジネスがどのように行われていて、人々はどう暮らしているのかということを知りたかったためシンガポールに決めました。また、国際経営学を学ぶ日本人としてアジアを知ることはとても大事だと感じていたことも大きな理由です。

インターンシップ中のお仕事について聞かせて頂けますか?

もう二年前になるので詳細には覚えていないのですが、メインは在シンガポール日本人求職者向けの新しいジョブボートの作成でした。情報やコンテンツの作成を担当していました。また、ウェブ関連の求人活動のお手伝いや、マーケティングに使う広告のデザインなどもさせて頂きました。

日本人のいない環境でしたが良かった点、悪かった点はありますか?

日本人の社員さんがお二人いて、お二人ともとてもフレンドリーでシンガポールに長く滞在しておりとても心強く、初めてのシンガポールでしたが何かあった時は相談できたので他に日本人がいなくて悪かったと思うことはあまりありません。会社にいる先輩方も皆アジア人でベースの思考が似ているということもあり、皆さんすごく気を遣ってくれる人ばかりだったので過剰に日本や日本人を意識することはありませんでした。

シンガポールの生活で一番印象に残っている出来事があれば教えて下さい。

シングリッシュに慣れるのがすごく大変でした。イギリスから帰ってきたばかりだったということと、シンガポールは英語を話す国と聞いていたので英語が通じないことがあるとは考えずにシンガポールへと行ったので、カルチャーショックとしてはとても大きかったです。マレー語や中国語など色んな言語が合わさっており興味深く、自分たちで英語を進化させているのがとても面白いと感じました。最初は先輩方が一生懸命話してくれるのに全然理解ができずに申し訳なさや自分自身に失望したりもしていましたが、最後の方はとても良く理解できるようになり、すごく嬉しかったです。

週末の過ごし方について教えて下さい。

週末はたまに勉強しつつ、知らない場所や観光スポット、大きなショッピングモールなどに行って過ごしていました。小さい国ですが見るところは色々あって、行きたいところを回るのには結構時間がかかりました。他のインターン生もいなくて基本1人だったので、たまに会社の先輩方が週末遊びに行こうよと誘ってくれたりして充実していました。

シンガポールのおススメスポット(また、何でおススメなのか)を1つ教えて下さい。

Song fa bak kut tehというレストランをとても気に入って何度も足を運んでいました。バクテーという豚を煮込んだシンガポール料理なのですが、スパイスが効いててとても美味しかったです。シンガポールはどこに行っても涙が出るほど辛い料理ばかりでなかなか舌に合うシンガポール料理を見つけるのが大変だったのですが、日本人にも合うような胡椒ベースの味付けですごく美味しいのでおすすめです。

最後にこれから海外インターンシップへ挑戦される皆さんに一言お願いします!

海外でのインターンシップは日本と違って生活面でも仕事面でも色々と最初は壁にぶつかると思いますが、言語面だけではなく自分を成長させる良い機会になると思うので、自分を信じて頑張ってください!