海外インターンシップを知った切っ掛けは?

初めて海外インターンシップを知ったのは、アメリカ留学中に知り合った友達との会話でした。その友達も大学の夏休みや春休みを利用してインターンシッププログラムに参加するという話を聞き「そういった経験の仕方もあるんだな」と思っていました。しかも、実践英語力を磨きながら海外での社会経験もでき、世の中の雰囲気も掴める。今後の就職活動や将来のキャリアを考えてみても沢山の可能性やアイデア引き出すには一石二鳥の環境だと感じました。ただ、その当時は私には英語教師なるという夢があり、交換留学後すぐに教育実習が控えていたので、海外インターンを頭の片隅に置く程度しか考えていませんでした。

海外インターンシップに参加しようと決めたきっかけは?

アメリカ留学と日本での教育実習を通して、自分のやりたい事が少し変わりました。留学前は「教える英語」を学びたいと考えていましたが、実際に英語を使用する日々の中で「コミュニケ―ンとしての英語」を鍛えたいと思うようになりました。

ですが、それまでは英語教師になる事だけを考えていたので、やりたい事が変わると同時に自分が何をしたら良いのか、どんな方向に進んでいけば良いのかがわからなくなってしましました。そんな時にふと思い出したのが留学中に友達が話していた海外インターンシップでした。自分が学びたい「コミュニケーションとしての英語」と世の中の事をもっと知るため思い切ってチャレンジしてみようと参加を決めました。

なぜ就職ではなく海外インターンシップを選んだのか

僕がインターンシップに参加したのは大学を卒業してからでした。就職という選択肢もあった中でインターンシップを選んだのには大きく2つの理由がありました。

1つ目は、自分のやりたい事を明確に見つけられなかった事です。漠然と「英語を使って仕事がしたい」「外資系企業や日系企業の海外支社で働きたい」とは思っていましたが、社内でどんな部署に就きたいのか、今後どんな分野でキャリアアップしていきたいのかのイメージを全く持っていませんでした。家族や先輩などからは、「実際に働いてみないとわからないよ」と何度も言われていました。自分でもその通りだと思ってはいたのですが、留学、教育実習後の本来であれば就職を決めるタイミングで進路に変化が出てしまいった僕にとっては、圧迫された時間の中で決断をすることに納得できませんでした。

2つ目は、英語力に自信をもっと伸ばしておきたかった事です。アメリカ留学を通して英語力を伸ばす上で実践経験がどれだけ大切かは理解していました。1年間の留学だけでも、基礎英語力や会話スピード、ボキャブラリーの量に大きな差がでることも実体験として感じていました。例えば、その時その時のシチュエーションによって類似語を使い別けれるようになったり、日本の英語の授業では絶対に目にすることのない「Lit: イケてる」という言葉をや考古学書に出てくるような表現も実践の中で使いこなせるようになりました。

ただ、アメリカ留学では「日常会話で使われる英語」と「アカデミックな英語」を学ぶことができたのですが、仕事上で必要になってくる「ビジネス英語」を学ぶ機会は少なく、知識は全くと言っていい程持っていませんでした。

留学から帰ってきて大学最後の学期にビジネス英語の授業をとって勉強したものの、実践で使えるイメージがわかず、就職するまえにもう一度実践環境でビジネス英語のブラッシュアップがしようという考えに至りました。

僕のインターンシップ

1・2か月目

初めの二か月は慣れるのに必死でした。右も左もわからない状況で、友達も0、仕事中の先輩の空気感にも圧倒され、戸惑いが多いスタートでした。そんな仕事中は真剣な先輩も休憩時間は優しくて、いろいろ話しかけてくれたりお勧めのレストランを教えてくれたりで、数日後には居心地の良い場所だなと感じていました。仕事面では少しでも早く仕事を覚えようとがむしゃらに働いていました。初めは上司に「もっと効率よくやりなよ」と言われることも多く、効率の面を特に意識して働いていました。

3・4ヶ月目

慣れと共に少しずつ周りが見えるようになってきたのがこの時期です。先輩がどんな風に話をしているのか、どのようにコミュニケーションをとっているかにアンテナを張り、吸収できる情報はできる限り吸収するようにしました。また、わからないことがあれば聞くことの大切さを知り、先輩に積極的に質問をするように心がけ始めました。仕事の結果も少しずつ出ていて、どんどんモチベーションが上がっていました。

5・6ヶ月目

仕事の効率が上がってきたのを感じるようになりました。後輩インターン生も来て、お互いに教え合いながら切磋琢磨してやっていっています。残り1か月ですが、目標は以前と変わらず少しでも効率を上げ、学べるものはすべて学ぶこと、それに加えて自分のプライベートの時間を仕事後に少しでも多く作ることです。仕事以外にも趣味でダンス教室に行ったり、英語の勉強時間を作ったりと、仕事の後の時間帯を工夫して生活するようにしています。

海外インターンシップを実際にやってみて思うこと

仕事について

インターンシップを始める前は、職場体験のようなものになると思っていました。仕事もそこまで裁量のある業務は任せてもらえないだろうと思っていました。ですが実際は自分が思っていた以上に任せて貰えた仕事が多く、社内ミーティングにも周りの先輩と同じように参加しました。初めてな事も多くて戸惑うこと、怒られること、逆に褒められることもある中とにかく毎日忙しく働いていました。

生活面

できる限り現地の生活スタイルを真似るようにし、食事も現地の人が食べる料理を食べるように心がけていました。休日はできるだけ外に出るようにして、観光地で遊びたい時やちょっと良いレストランに行きたい時は、普段の食事で節約した貯金で出かけていました。

学生ではない立場で海外インターンシップをする心境

インターンシップの後は就職です。また、周りの友達は就職をしてそれぞれのキャリアをスタートしています。語学面で周りと差を付けるためのインターンシップですが、同時にこの半年で社会人として差を付けられないためにも、自分が社会人であると意識して生活するようにしています。例えば、自分なりの「働くスタイル」を探そうとしました。インターンシップ先の先輩とはパフォーマンスの面で大きな差があります。それは数か月で埋まる差ではありませんが、少しでも縮められるように努力しています。1番意識したとは、次々と回ってくる仕事をどうやったら責任をもって期限内に提出できるかです。僕の場合は、出社を早くし、事務的な業務を少しでも終わらせることで、オフィスアワーにその他の業務を余裕を持って行えるようにしていました。

他には、ミーティングでは自分の業務に関係のない内容もありますが、出来るだけ全体像を把握して自分の業務に活かすために、ミーティング後に先輩に話を聞くようにしていました。また、先輩が作るメール文や電話での対応の仕方にも注意をして、自分に必要だと感じたものはすぐにメモを取って実践で使ってみるようにしていました。

留学との違い

1番違うと感じる部分は、出会う人です。交換留学の時は、同年代で同じ趣味を持った友達が沢山出来ました。一方、インターンシップ中に出会う人は僕よりも年上の方が殆どで、企業の代表の方と会う事もありました。自分の倍以上地球で生きている方々のお話はためになる事が多くて、本当に勉強になりまいた。それに加えて、業務上ではチームプレイや責任感など、留学で得た経験とは全く違うなと実感しています。

海外インターンシップをして良かったと思うこと後悔をしていること

良かったこと

一番良かったと感じる部分は、自分が何がしたいのかが少しづつ見えてきたことです。ただ英語が使いたいという漠然な思いも、どんな環境でどう使っていきたいのか少しずつイメージが沸いてきました。最初の目標だったビジネス英語も、実践の中で日々先輩に指摘されながら使いこなせるようになってきました。今では、インターンシップ挑戦前に感じていた明確になりきらない気持ちや不安が無くなってきていると実感しています。

後悔していること

インターンシップを始める前にもう少しお金を貯めてた方が良かったと感じています。もしクは努力次第でもっと給料が貰えるように交渉しとけばよかったと感じています。自分が予想していた以上に生活費にお金が掛かってしまい、月の出費を給料でカバーすることができませんでした。せっかくの海外生活なのに節約や少し楽しみを我慢しなければいけなくなった部分は後悔しています。このインターンシップの1番の目的は能力向上と海外経験ですが、やっぱりもう少し遊びたかったなとも思っています。

インターンシップ後のプラン

今後のプランについて

インターンシップ後は一度日本に帰って外資系の企業か日系で海外事業を行う企業に就職したいと考えています。今回学んだ事を使って、自信の実家である沖縄と海外を繋げるような仕事がしたいと思っています。海外に出て、日本の魅力を一層感じるようになりました。そんな日本の魅力を世界に届けると共に、海外の良さを日本の人々に伝えたいと思っています。

これから海外インターンシップに挑戦する皆さんへ

卒業生インターンという立場から一言

卒業してからインターンシップに挑戦するというのは、周りと違う道に踏み出すことでもあり簡単に決断できることではないかもしれません。ですが、卒業後でなければ感じることのできないことも沢山あります。僕は、海外挑戦が皆さんの夢であるなら絶対に挑戦するべきだと思います。また、学生でインターンシップに挑戦する皆さんも、一度社会に出てしまうと海外挑戦をすることは一気に難しくなってしまします。海外生活では絶対に普通では味わえない経験に出会えると思うので、全てに貪欲になって頑張ってください!

 

6ヶ月間のインターンシップお疲れ様でした。大学卒業してからのインターンシップで少し勇気のいる応募でしたが、後悔していないと感じて頂けて嬉しいです。アメリカとシンガポールで学んだ経験を活かして、日本と世界を繋ぐ大きな架け橋になって下さい!