世界共通語について調べてみた

グローバル化が進む現在、多くの人々が自国を飛び出し、グローバルに活躍することを夢見て日々勉学に励んでいます。同時に2ヶ国語を話すバイリンガルのニーズも高まっており、国によっては国民の殆どがバイリンガルと2ヶ国語話せること自体が一般化している国もあります。

現在の世界共通語は英語で、日本の教育機関でも英語の指導に力を入れています。私の滞在するシンガポールでも英語習得の為多くの学生・社会人の方々がインターンシップ・語学留学を行っています。グローバルな人材を目指す人々にとっての1つの目標となるのが英語の習得ですが、実際に世界の人々の生活やビジネスの場を見てみると、英語のみが世界的に多様されている言語というわけではありません。英語以外にも世界共通語として国際ビジネスの場で使用される言語はいうつかあります。本記事では、世界で最も使用されている言語をその人口を元にランキングを作ってみました。

 

1.中国語(マンダリン)

  • 第一言語話者:8億7300万人
  • 第二言語話者:1億7800万人
  • 合計:10億5100万人

第二言語話者の数では英語・スペイン語に劣りますが、圧倒的な第一言語話者の数で世界で最も使用される言語の座についています。中国語話者の海外進出に伴い、現在(特にアジア)では英語の次にビジネス上で使用される言語でもあります。

 

2.英語

  • 第一言語話者:3億4000万人
  • 第二言語話者:5億1000万人
  • 合計:8億4000万人

現在の世界共通語です。面白いのは英語を母語とする方々の人口よりも、第二言語として英語を使用する人の数が多い部分です。これを見ればどれだけ英語が世界で影響力を持っているかがわかります。日本でも英語は学校の授業で必修科目に入っていて、今後も英語習得へのニーズは上がり続けるでしょう。

 

3.スペイン語

  • 第一言語話者:5億人
  • 第二言語話者:2億7000万人
  • 合計:7億7000万人

スペインや南米(ブラジルを除く)の共通言語で、合計20以上もの国々で公用語として話されています。第一言語者の多さと使用される国の多さ(世界第4位)といった理由から、今最も世界で学ばれている言語の1つでもあります。また、北米・南米は近隣国ということもあり、アメリカ・カナダ内には非常に多くのスペイン語話者が暮らしています。(英語とスペイン語がミックスされたスパングリッシュを話す地域もあります。)

 

4.ヒンディー語

  • 第一言語話者:3億7000万人
  • 第二言語話者:1億2000万人
  • 合計:4億4900万人

インドでの公用語で、マンダリンと同じく第二言語者の数では英語やスペイン語に劣りますが、第一言語者の数でランキングの上位についています。

 

5.アラビア語

  • 第一言語話者:2億9000万人
  • 第二言語話者:1億3200万人
  • 合計:4億2200万人

世界で3番目に多くの国で話されているのがこのアラビア語です。アラビア半島やその周辺、アフリカ北部の領域を中心に共通言語として使用されています。アラビア語といっても地域によって違いはありますが、使用される国の圧倒的な多さから世界共通語の1つとして上げられています。

 

おまけ:日本語

  • 第一言語話者:1億1300万人
  • 第二言語話者:100万人
  • 合計:1億100万人

世界第10位の人口を誇る日本。第一言語者の数を見れば世界にも引けを取っていません。ですが、日本語話者の殆どが日本国内に滞在しており、世界共通言語として使用されることはほぼゼロです。ですが日本は独自のブランド力を持っていて、またアジアの数少ない先進国の一国です。そんな日本とビジネスを行うために、日本語話者のニーズは常にあります。

 

まとめ

グローバル化や世界共通言語と聞くと英語を想像しがち(実際に英語は現在の世界共通語)ですが、英語以外にも国際的にコミュニケーションを取るために使用される言語は沢山あります。皆様の行きたい地域や、挑戦したい環境によっては英語のみが選択しでは無いと知って頂ければ幸いです。

 

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