海外インターンシップに必要な英語力ってどれくらい?

近年、海外挑戦を夢みる学生や社会人の数が増加しています。グローバル化が進むにつれ英語でコミュニケーションを取れることが当たり前の世の中になってきています。「インターン海外」にも海外インターンシップへの応募が日々増えており、日本人の海外に対する意識が高まっているのを感じます。

海外挑戦をする際に人気なのが海外インターンシップです。社会経験と海外経験を同時に積むことができる上に、長期だと有給のケースが多くコストの面でも参加しやすいです。ただ、現地の公用語を使用して仕事をしないといけないので、ある一定以上の語学力が求められます。では、海外インターンシップに挑戦できる英語力とはいったいどの程度のレベルなのでしょうか?

このページでは、近年人気を集めている海外インターンシップに必要な英語力のレベルを詳しく解説していきます。英語があまり話せない・英語ができない・ビジネス英語には自信がないという方も是非チェックしてみましょう!

英語を使う国内インターンシップ

海外インターンシップの英語力についてお話しする前に、国内での英語を使ったインターンやアルバイトについて触れていきます。

もちろん、日本国内でも語学力を生かしたインターンシップやアルバイトの求人はあります。そのような仕事を探している方も多いのではないでしょうか?しかし、英語力を伸ばす目的、または、英語漬けになるという目的でインターンもしくはアルバイトを探している場合は、絶対に海外インターンをおすすめします。

国内での仕事は、仕事中は英語を使う機会があるかもしれませんが、もちろん日常生活から英語を使わなければいけないという状況はほぼないでしょう。また、英語を使う仕事と言っても、社内はほとんど日本人という環境が多いはず。

就業経験だけではなく、本気で実践的なビジネス英語を身に着けたいと思っている方には、海外インターンがおすすめ!

更に、こちらのページでは、実際に海外と国内インターン両方を体験したインターン生の感想をご紹介しています。「海外VS国内インターンシップ経験者が比較!」

4つの英語力のレベル

英語を使ったインターンに挑戦したいと考えている方にとって、国内ではなく海外インターンをおすすめする理由をご紹介したところで、早速、海外インターンに必要な英語力について解説していきます。

まず、海外インターンシップに必要な英語力を4つのレベルについてです。

1.旅行会話レベル(初級)

  • 旅行で買い物や道を尋ねる事ができる。
  • 簡単な質問の受け答えができる。

2.日常会話レベル(初中級~中級)

  • ゆっくりであれば自分の事を簡単に自己紹介できる。
  • 簡単な英会話ができ、人とコミュニケーションをとれる。
  • 会話についていけなくても相手の言っていることをある程度理解できる。

3.日常会話レベル(中級~中上級)

  • 簡単なディスカッションができる。
  • 相手の言っていることをしっかりと理解できる。
  • 詰まらずに会話できる。

4.ビジネスレベル(上級)

  • 交渉や自分の感情を具体的に説明できる。
  • 電話やスピーカーを通しても相手の言っていることをしっかりと聞き取れる。
  • 言葉を選んで話せる。
この中で一般的に語学力の指標として使われるのは、②日常会話レベル(初中級~中級)と③日常会話レベル(中級~中上級)です。

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企業の種類と英語の使用頻度

海外ですので、日本人以外との日常会話は基本的に英語となります。職場に関しては、企業の種類や、社員の国籍、クライアントによって変わってきます。それぞれの企業の種類と英語の使用頻度は、以下の4つのカテゴリーに分けることができます。

1.日系企業+日系クライアント:日常会話レベル(初中級~中級)

社内の現地社員と話す時以外は日本語となります。最低限のコミュニケーションや報告業務ができる英語力が必要となります。

2.日系企業+現地クライアント・日系クライアント:日常会話レベル(初中級~中上級)

現地顧客と取引をする日系企業です。社内言語の割合は英語:日本語(50%:50%)か日本語が少し多くなります。日系企業ですが現地社員も所属していますし、また現地企業との取引もあります。英語力としては、日常会話レベル(初中級~中上級)が必要になります。

具体的にはこんな企業⇒お弁当デリバリーの営業・マーケティング担当募集!

3.現地企業+日系クライアント・現地クライアント:日常会話レベル(中級~中上級)

日系企業をクライアントとして持つ現地企業です。社内は英語環境ですが、クライアントとのやり取りには日本語を使います。このタイプの企業では日本人が数人在籍といったパターンが多いです。海外初挑戦のインターン生にとっては働きやすく、経験もしっかりと得ることのできる環境です。英語力は日常会話レベル(中級~中上級)が必要となります。

4.現地企業+現地クライアント:日常会話レベル~ビジネスレベル(中上級~上級)

日本人と接する機会が殆どない職場環境です。英語力も高いもの(中上級~上級)が求められます。業務中のコミュニケーションは殆ど全てが英語で行われます。

具体的にはこんな企業⇒ITスタートアップでビジネスを学ぶ!

現地企業の注意点
面接が英語で行われる可能性が非常に高い事です。業務での英語の使用度が低い場合であったとしても、面接が英語で行われる場合は、面接を行える英語力が必要です。あとは、社内言語や企業が保有するクライアントの種類などで受け入れ側が求める英語力の最低値が決まってきます。(日本語を必要とする企業では2、英語のみを使用する企業では3など)

英語ができない・話せない場合は?

社会経験と海外経験が同時に経験できてしまう海外インターン。しかし、海外でどれだけ自分の英語力が通用するのかわからなくて不安な方、そもそも英語が全くできない、もしくはスピーキング力に自信がなく、話せないと思っている方も少なくないのでは?

もちろん、英語力があるには越したことはありませんし、英語力があればあるほどインターンの職種や任せてもらえる選択肢は広がります。しかし、英語ができない・あまり話せない方にも海外インターンシップを諦めないで頂きたいのです。

日本人がいる環境を選ぼう

上記でご紹介したように、海外インターンにも様々な企業があります。英語力に自信がない方は、日系の企業や少なくとも社内に1人は日本人がいる環境を選びましょう。

せっかくの海外インターンだから、英語ができなくても日本人ゼロの環境に飛び込んでみたい!そう思われる方もいるかもしれませんが、あまりお勧めはしません。

海外インターンは語学力を磨く目的以外にも、社会人としての経験とスキルを養うことが大きな目的の一つとなっています。そのため、自分が何をしているのかわからない状態で仕事に臨むよりかは、やはり、わからない作業内容や会話については、日本語で逐一質問できるような環境が揃っていることが望ましいです。

そうすることで、業務内容がクリアになるだけではなく、わからない英語表現もすぐに日本語で確認できるというメリットがあるのです。

短期間で気軽に参加できる短期インターンシップの詳細はこちら「短期海外インターン情報まとめ」

私に合った語学力の環境で働くにはどうしたらいい?

しかし、実際に自分の英語力がどこまで通用するのかは未知の世界。自分の英語力はビジネスレベルには全く及ばない…と不安な方でも、意外と自分が思っている以上に評価されるケースもあれば、逆のケースもあります。では、自分の語学力に合った企業はどのように選べばよいのでしょうか?

キャリアのプロに相談しよう

その答えは簡単。キャリアコンサルタントに相談してみることです。インターネット上の求人を見て推測することもできますが、求人から全てを把握することは難しいのが事実。実際にコンサルタントの人に自分の過去の経験、現在の能力、今後の希望を伝え、その力に合った企業を選んでもらいましょう。

INTERN KAIGAIでも無料ヒアリングを行っています。スカイプを通して皆さんが興味を持つ業界、分野、職種、職場環境などをお伺いし、その情報を元に企業のご紹介をさせて頂きます。また、海外インターンシップだけではなく、その後に海外就職を行いたいといった長期的な計画に関するご相談も受けています。

「ビジネス英語を学びたい!、自分の英語を試してみたい!」そう考えている皆さん!最初から完璧にできる人なんていません。また、英語力を伸ばすためには実践経験を積むことが非常に大切です!迷っているならば思い切って海外インターンシップにチャレンジしてみましょう!

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インターン海外と一緒に海外インターンに挑戦しよう!

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