海外インターン受け入れ先を紹介してくれるエージェントも増えてきました。多くのエージェントは丁寧に対応をしてくれますが、中には生徒からクレームの声があがるエージェントもあります。エージェント選びは渡航後の海外インターンに大きく影響しますので、妥協せずに自身に合ったエージェントを選びましょう。
ポイント１：申請するビザの名前を答えてくれるかどうか
インターン海外が考える最も大事なポイントは「ビザ」です。海外インターンは、正社員としての採用ではありませんが「就労」であることに変わりはありません。それが1ヶ月であろうが半年であろうが「就労ビザ」が必要となります。「観光ビザ」でインターンシップをしている方が多く見られますが、あれは合法ではありません。よく無給だったら問題無いと言う方もいらっしゃいますが、無給でも就労となるので違法です。（勝手な解釈で大丈夫だと言っているだけです。）ですが、中にはビザの事には全く触れずにとにかく生徒を送り出すエージェントがあります。ビザのサービスはしていないと言われてしまえばそこまでなのですが、現地で何か問題が起こった時に困るのは皆さんと受け入れ先企業です。一生に一度の事かもしれませんが、気持ち良く滞在期間を過ごすためにもしっかりとエージェントに就労ビザの確認を取って、合法的にインターンを行える事を確実にしてから次のステップへと進みましょう。また、ビザの確認をする際にエージェントから確実な回答（ビザ名）が返ってこなかった場合は一度見直すことをお勧め致します。
チェックポイント２：面接後に意思決定ができるかの確認
稀に面接後のオファーを断れないエージェントがあります。そのエージェントのやり方ですので問題は無いのですが、その企業が本当に自分と合っているかどうかは一度面接をしてみないとわからないのも事実です。面接後に意思決定ができるエージェントも多いので、ここもエージェント選びのポイントにしてみるといいと思います。企業選びの際に、面接後に自分で意思決定ができるかどうか確認をしておくと良いです。
チェックポイント３：料金と支払いのタイミング
初めて留学やインターンシップに参加する方が混乱しがちなのが「費用」です。エージェントの費用に加え航空券や保険代、現地での生活費等が掛かってきます。そのエージェントによって費用に含まれる内容が変わってきますので、しっかりと合計金額をイメージできるようにしておきましょう。
費用を計算する基本的な方法としては：エージェント料＋航空券＋保険代＋現地での費用（家賃、携帯、食費）が費用の大体となります。
また、支払いのタイミングも大きく別けて2つに分けられます。
- 企業の紹介前に料金の一部もしくは全額を支払う
- 採用が確定してから支払いをする（成功報酬型）
どちらが良いとは言えませんが、エージェントを決める上でのポイントにして下さい。
チェックポイント４：現地オフィスを持っているかどうか
エージェントが現地にオフィスを持っているかも確認のポイントに入れておきましょう。学生にとって不安なのは、現地で何かが起こった場合です。よくある形としては、現地の会社とパートナーシップを結んで運営しているエージェントがありますが、やっぱり自社オフィスを持っているエージェントの方が信頼度は高いです。また、現地と直接コネクションを持っている企業の方が現地情報が新鮮です。
チェックポイント５：受け入れ先のデータベース
そのエージェントが持っている受け入れ先企業の情報を聞いておくといいでしょう。エージェントによって日系企業の受け入れ先が多い場合、ローカル企業の受け入れ先が多い場合と様々です。ローカル企業で経験を積みたいのに、日系企業しか紹介してくれなエージェントにお願いしても希望に沿ったインターンシップは行えません。エージェントに登録する時に「面談」を行うと思いますので、その際にエージェントがどんな受け入れ先企業と付き合っているのかを確認してみると良いです。
チェック項目６：その他のサービス
受け入れ先の紹介以外にのサービスを提供してくれるエージェントも沢山あります。その分料金も高くなりがちではありますが、インターン後の就職活動や海外就職についてサポートをしてくれるエージェントは非常に心強いです。また、そういったエージェントはインターンシップ期間も定期的に連絡を取り合う事が多く、より近い距離でサポートをしてくれます。
まとめ
インターン海外がおススメする「海外インターンにむけたエージェント選びのポイント」を書かせて頂きました。上記全てマッチする必要はありませんが、皆さんの思い描くインターンシップを実現するためにも、エージェント選びにはこだわってみましょう。
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