海外でインターンシップをする際に注意しておかなければいけないのが「就労ビザ」です。就労ビザとは、それぞれの国で就労行為をする許可証であり、たとえ観光ビザで現地に渡航ができたとしても、この就労ビザを持っていないと働くことができません。(インターンシップを行う事ができません)
海外でインターンシップをする場合、就労ビザの取得は大きく別けて下記の4パターンとなります。
学生ビザで就労が可能な場合
海外の大学や短大に通うための「学生ビザ」に就労許可が付いているパターンです。在学する学校によって就労許可が出るか出ないかが決まる場合が多く、また週に働ける時間時間に制限があるのが一般的です。
ワーキングホリデーで働く
ワーキングホリデーは期間限定の「就労ビザ」です。基本的に決まった期間内は、勉学や仕事ができます。年齢制限と申請回数に制限があるのが一般的です。
正社員用のビザを取得する
正社員の雇用形態を利用してインターンシップをするパターンです。企業が持つ外国人枠を消費する場合が多く、この形で採用される事は非情に珍しいです。
ビザとは別に労働許可証の発行が必要な場合
国によっては「就労ビザ」ではなく「就労許可証」の発行で働ける国があります。この場合、現地滞在用のビザに加えて許可証の発行が必要となります。
上記全てのビザに「申請」が必要となります。皆さんのインターンを安全なものにするためにも、どんなビザを申請しているのかしっかりと把握しておきましょう。