マレーシアでインターンシップをする際に、確認しておきたいのが現地での生活費。マレーシアは日本に比べて物価が安く、また生活水準も高いのでインターン生にとって生活のしやすい国と言われています。
ではマレーシアでインターンシップをした場合に掛かる具体的な生活費とはどれくらいなのでしょうか。マレーシアで実際に生活をするインターン生の出費を参考にマレーシア(クアラルンプール)での生活費について解説していきます。
マレーシアの生活費を項目別に見てみた
マレーシア滞在時に掛かる「生活費」を①家賃、②食費、③交通費、④携帯代、⑤その他の出費の5項目にわけて解説していきます。各項目の金額は、実際にマレーシアに住むインターン生の1か月間の出費額を基に計算しています。(1マレーシアリンギット=約27円)
食費について
物価の低いマレーシアでの食費は月に約500~600リンギット(約13,000円~16,000円)と、日本人にとっては非常に安く感じる出費帯です。特に短期インターンであれば、少々ショッピングモール内のレストランで立て続けに食べたとしても、全体の出費がそこまで大きくなることはありません。
マレーシアには地元民が毎日利用するフードコート(ホーカーセンター)があり、ここで食事をすれば一食が約5リンギット前後になります。少し雰囲気の良いレストランで食事をすると一食15リンギット程になります。5リンギットと15リンギットでは3倍の差となりますが、15リンギットでも日本円に換算すれば約400円とリーズナブルな価格帯に収まります。
家賃について
マレーシアにはいくつかの住居様式がありますが、日本人を含む外国人にはコンドミニアムの「ユニットレンタル」か「ハウスシェア」が最も一般的です。家の立地、設備の質、築年数等で家賃に変化が出ますが、ユニットレンタルであれば月々1,000~2,000リンギット(約28,000円~55,000円)、ハウスシェアであれば月々約600~800(約17,000円~22,000円)リンギットで家を借りる事ができます。
日本円で約30,000円あればプール、ジムに加えて高い防犯設備のついたコンドミニアムのユニットを借りる事ができます。費用はかさみますが、セキュリティー面も考慮して多くの日本人がユニットのレンタルをしています。
交通費について
マレーシアでは交通費もリーズナブルです。車とバイクでの移動率が高いクアラルンプールですが、公共交通機関(電車やバス)を利用する方も増えています。家とオフィスの往復と土日に外へ出かける程度であれば月々120リンギット(約3,000円)以内で収まります。
携帯代について
マレーシアでは日本の様に月々の支払でインターネットを利用し放題といったサービスはありません。最近ではWi-fiの環境も良くなってきており、費用を抑えつつどこでもインターネットの利用ができます。多くのインターン生はSimカードを入れ替えてトップアップをしながら利用しています。月々の出費は約30リンギット(約800円)です。
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マレーシア(クアラルンプール)での生活費の例
それでは、先輩インターン生と現地社員の1か月の生活費を確認していきましょう!男女別にまとめたので、参考にしてみてください。
※飲酒に掛かる費用は「その他」として計算しています。
※インターンシップ参加費、飛行機代、海外用保険代、ビザ申請代は含まれていません。
男性長期インターン(大学生) | |
年齢 | 20代前半 |
食費 | 500~600リンギット |
家賃 | 1,200リンギット(コンドミニアム) |
交通費 | 約100リンギット |
携帯代 | 約50リンギット |
その他 | 約300リンギット |
1ヶ月の生活費 | 2,150~2,250リンギット ※日本円で月々約6万 |
女性短期インターン(大学生) | |
年齢 | 20代前半 |
食費 | 500リンギット |
家賃 | 1,700リンギット(コンドミニアム) |
交通費 | 約100リンギット |
携帯代 | 約70リンギット |
その他 | 約350リンギット |
1ヶ月の生活費 | 2,720リンギット ※日本円で月々約6万5千円 |
まとめ
マレーシアでの生活費についてまとめてみました。マレーシアは生活水準も高い上に物価も安く日本人にとっては非常に生活しやすい環境です。多少の贅沢をしてしても、日本より低い生活費で抑えられてしまうのがマレーシアです。低コストで長期インターンをしたい方にもお勧めな国です。