フリーランスとは

最近日本国内でも増え続けている職種「フリーランス」

フリーランスとは、企業に所属せず個人で仕事の依頼・契約を取り、サービスを提供するビジネススタイルで働く人々の総称です。職種としては、プログラマー、デザイナー、ライター、ビデオクリエイター、コンサルタント等の自身の実務スキルによってサービスの価値が決まる職種で多くのフリーランサーが日々活躍しています。私の知り合いだけでも、レストラン等のメニュー制作におけるデザイナー、プロジェクトベースでアライアンスを組みながら活動をするビデオクリエイター、コンサルティングを主な仕事とする管理栄養士、全てオンラインで業務を行う翻訳士、世界を歩きながらパソコン1台で仕事を行うWebデザイナー等、数多くのフリーランサーが活躍の場を広げています。

 

フリーランスは超実力主義

フリーランスは「自由に仕事をする人々」と聞こえがちですが、実際は「自分の実力一本で勝負する人々」の方が近いです。現在のテクノロジーの発展によりインターネット、ソーシャルメディアを通して誰もがパソコン一台で自身の力をアピールできる時代になり、誰もがフリーランスとして働けますが、その分競争率が非常に高い職業である事も事実です。給与面でも、フリーランサーとして成功すれば企業で働く以上の給与を手にする事ができますが、逆に自身の力が足りず失敗したとなれば、ゼロという事もありえます。

 

自分で全部するのがフリーランス

「先ほど自分の実務スキルによってサービスを提供する人々がフリーランスだ」と述べましたが、フリーランスの業務は実際の実務だけではありません。まず、自身のスキルを買ってくれるクライアントが必要です。買い手のクライアントを探す為には、自分で営業やマーケティングを行う必要があります。営業・マーケティングに使うアイテムも自身で準備しなければいけません。契約書や報酬請求に関するペーパーワーク等も全て自身で行わければなりません。現在取引を行っているクライアントに最高のサービスを提供しつつ新規開拓も行う。フリーランサーはサービス提供に関わる全ての業務を自分自身で行います。

 

履歴書上でのフリーランス

フリーランサーは企業に所属しておりません。ですので履歴書上では無職という形になってしまいます。実際は無職ではないのですが、全て自由にできる分、無職と同じ区分になってしまいます。(個人事業主は別です。)ですので自身でポートフォリオを作成するなど、自身の成果を可視化してアピールする必要があります。最近では、年齢や過去の企業歴よりも実力を重視して採用する(海外では特にこの傾向が強いです。)企業も増えていますので、自身の成果次第では、雇用社員への復帰という事も十分可能です。