TOEFL iBT, ITP, PBT, CBTとは?

世界で最も支持されている英語能力試験の1つである「TOEFL」ですが、時代が移り変わる中でこの「TOEFL」も変化を続けてきました。テストプログラムによってスコアの付け方にも違いがありますので、混同してしまわない様に最低限の知識は付けておきましょう。(テストの受け方・試験内容に関しては「TOEFL公式ページ」を参考にして下さい。)

TOEFL iBT (Internet Based Testing)

スコア:0~120点

TOEFL iBTテストプログラムは、インターネット形式で実施される現在最も主流なTOEFLのテストプログラムです。現在TOEFLと呼ばれるテストのほとんどはこの TOEFL iBT テストプログラムのことを指しています。

TOEFL ITP (Institutional Testing Program)

スコア:310~677点

TOEFL ITPテストプログラムは、学校・企業等でご実施いただける団体向けTOEFL® テストプログラムです。TOEFL ITPは、過去のTOEFL PBT(筆記形式)テストプログラムの試験を再利用したもので、学生・社員の英語力を判定するために利用されています。獲得されたスコアは公式なものではないので、企業内や大学の交換留学制度の内部選考資料としてのみ利用されるケースが一般的です。

TOEFL PBT (Paper Based Testing)

スコア:310~677点

TOEFL PBTテストプログラムは、紙ベースで行われるTOEFLテストプログラムで、コンピューターの普及により現在はインターネットが利用できない一部の地域でのみ実施されています。また、過去に実施されたTOEFL PBTの試験はTOEFL ITPテストプログラム(非公式)へと再利用されています。

TOEFL CBT (Computer Based TEsting)

スコア:0~300点

TOEFL CBTテストプログラムは、コンピュータを使用したTOEFLのテストプログラムです。インターネットを利用するTOEFL iBTの実施に伴い2006年9月末で廃止されました。