ITEカレッジでE-ビジネスプログラミングを学んでいるキャニオンです。今は20歳で、今回学校のカリキュラムの一部としてインターンシップを行いました。
Q. インターンシップ先について聞かせて頂けますか?
インターンシップ先は現地の人材系企業で、僕の配属先はIT部署でした。会社はシンガポールのCBD(ビジネス街)に位置していてました。また事業の関係上、たくさんの求職者が面接や相談の為にオフィスへ来る環境でした。僕自身はIT部署への配属でしたが、コンサルタントチームと一緒に仕事をする事も多く、どのように各コンサルタント、各チームが業務をしているのかを見る機会が非常に多くありました。
僕は主にITサポートを担当していました。具体的には、社内のパソコン、プリンターやその他のIT機器に問題が発生した際にその問題解決を行う、といった業務です。また問題がなさそうな際にも、オフィス内の機器に少しでも問題が無いか等のオフィス機器管理も任されていました。(サーバー、パソコン、プリンター、インターネット回線、ウェブサイト等)
Q. インターンシップが始まる前の心境を聞かせて頂けますか?
インターンシップが始まる前日は本当に緊張していました。ITを専攻してはいるものの実務経験が無かったので、そんな自分では会社の足手まといになって怒られるんじゃないだろうかと弱気になっていました。それ以外にも、企業で過ごすのは初めての経験だったので、どうやって同僚と接すればいいのか等も不安に感じていました。ですが、いざ会社に来てみると、自分が思っていた以上に社員の皆さんはフレンドリーで、上司も僕のITスキルを考慮して接してくれました。
Q. インターンシップを通してどんな事を学びましたか?
今こうやって質問に答えながら自分のインターンシップを振り返ってみると、本当に良い経験になったなと感じています。1つは、僕がこれまでに大学で学んできた知識を実践で使えたことです。実践を通して、「ただ学んだ知識」と「実際の経験を通して学んだ知識」は大きく違うなと感じました。大学卒業前にこうやって自分が学んだ事を実際の能力にできるインターンシップは、僕にとって大きな価値となりました。今では、一番の勉強方法が実践だと良く言われるのが理解できるような気がします。
また、それ以外にも沢山の事を学びました。ウェブマネージメント、ウェブメンテナンス、フォトショップやイラストレーターの使い方、社内ソフトウェアの使い方、マルチタスクに働くコツ等です。仕事をする上で大事だなと感じたのがタイムマネジメントや社内でのコミュニケーションです。特に、デッドラインがある仕事をチームでしなければいけない時は、個々の能力も大切ですが、それ以上に「時間管理」と「コミュニケーション能力」が大切だと感じました。例えば、メール確認の返信などやらなくてもいいんじゃないかと思うような業務でも、そこに割く少しの努力がチーム全体に影響すると上司から学びました。同時に数人のスタッフから手伝いを求められたり、上司に叱られたりといったこともありましたが、そういった仕事環境を卒業前に学べた事は非常に良かったと感じています。
Q. 今回のインターンシップを振り返ってみて感じる事などあれば聞かせて下さい!
今回のインターンシップは、新しい事への挑戦で大変だったこともありましたが、総合的に見ると、非常に充実した期間だったと思います。学校で学んだ事を実践で使えましたし、社会についてや企業についても学ぶことが出来ました。業務以外でも、年上の方達のお話を聞く事も大きな勉強になりました。世の中の事や将来の事やお金の事情など、普段僕が仲間内で話さない内容を聞く環境に身をおけたのも大きな成長に繋がったと感じています。
実際に社員になるのとは少し違うかもしれませんが、こういった経験は机の上で学べるものではないので、今は学生みんなが一度はインターンシップを経験するべきなんじゃないかなとも思っています。
Q. キャニオンさんの今後について聞かせて下さい!
この後は、一度学校に戻って卒業をします。卒業後のことまでは具体的にはイメージできていませんが、これから進路を考えていくうえで、このインターンシップの経験を活かしていきたいと思っています。
[box class="pink_box" title="INTERN KAIGAIからの御礼"]3ヶ月間のインターンシップお疲れ様でした。自分で新しい事を学びながら仕事をするのはとても難しいことです。そんな中でマネージャーの方とも上手く仕事をできたのはキャニオンさんの持つ力だと思っています。まだ学業が終わるまで時間もありますので、沢山の経験をしてこれからの人生について考えてみて下さい!
キャニオンさんが挑戦したプログラム「シンガポールのインターンシップ」「長期海外インターン」をチェック![/box]