英語能力テストについて

海外に興味のある方だと誰でも一度は考えたことがある「英語のテスト」。海外インターンシップに挑戦する皆様の多くも過去に挑戦したことがあるのではないでしょうか?ただ、単に英語能力テストと言っても数が沢山あり、実際にどれを受けたら良いのかわからないいと迷われている方も非常に多いと思います。ここでは、そんな方の為にそれぞれのテストの特徴を解説していきたいと思います。

TOEFL(Test of English as a Foreign Language)

TOEFLは、1964年に米国非営利教育団体であるETS (Educational Testing Service) によって開始された「英語を母語としない人々の英語コミュニケーション能力を測るためのテスト」です。大学のキャンパス等の実生活に必要な、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を総合的に測定します。欧米の大学をはじめ130ヵ国7,500以上の機関がTOFELのスコアを出願書類、入学、卒業の基準や奨学金等に利用しています。

TOEFLには、iBT, ITP, PBT, CBTと4つの種類があります。現在の主流はTOEFL iBTとなりますが、混同してしまうのを防ぐ為に、興味がある方は是非「TOEFL iBT, ITP, PBT, CBTとは?」を読んでみて下さい。

IELTS (International English Language Testing System)

IELTSは、1989年に誕生し、ブリティッシュ・カウンシル、IDP:IELTS オーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構(Cambridge English Language Assessment)が共同運営する英語能力テストです。イギリス、オーストラリア、カナダなどへの海外移住申請時にIELTSのスコアが必要となる他、海外留学や海外研修を行う方の英語力の証明としても利用されています。世界140ヵ国、1,000以上の会場で受験することができ、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドのほぼ全ての高等教育機関で英語力の証明としての利用が認められているテストです。アメリカでも TOEFLに代わる試験として入学審査の際に採用する教育機関が3,000を超え、現在では世界的に評価される英語能力テストとして受験者が増え続けています。日本国内では、公益財団法人日本英語検定協会が実施運営及び広報活動をしています。

Cambridge English

Cambridge Englishは、1913年より非営利組織であるケンブリッジ大学英語検定機構(Cambridge English Language Assessment)が実施しているテストです。世界で最も認知度の高い英語能力テストで、Cambridge Englishの認定書は、生涯にわたる世界標準の英語力の証明となります。100年以上もの歴史があり、世界130ヶ国以上で、年間400万人以上の人々が受験をする権威のある試験です。世界 15,000以上の教育機関、企業、政府機関によって英語力を証明する英語能力テストとして認定されています。

TOEIC(Test of English for International Communication)

TOEICは、1977に米国非営利教育団体であるETS (Educational Testing Service) により開始された、「英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価するテスト」です。こちらは英語による実践的なコミュニケーション能力が評価されるテストです。日本、韓国においては、英語能力を重視する外資系企業や大手企業の海外事業部で、TOEICスコアの提出を求められることが多くなっています。

英検(実用英語技能検定)

英検は、1963年に公益財団法人の日本英語検定協会によって開発された「社会で通用する英語、実用英語を測るためのテスト」です。英語の4技能のバランスを重視し、時代の動きに合わせて日常会話から教養を深める社会的な題材まで幅広い話題を対象とし問題が出題されます。英検資格取得者は、約1,700校にのぼる高校・大学の進学時や単位認定で優遇され、海外留学においても約400の機関で英語力証明の資格として認められています。受験者は年間約230万人で、50年以上にわたり日本の英語教育の指標として活用され続けています。

BULATS (BUSINESS LANGUAGE TESTING SERVICE)

BULATSは、BULATSは、ケンブリッジ大学英語検定機構(Cambridge English Language Assessment)が開始した、「実際のビジネスシーンに必要な英語でのコミュニケーション能力を図る」ための英語能力テストです。BULATSはビジネスシーンに特化した出題内容で、プレゼンテーションやディスカッション、報告書やビジネスレターの作成などアウトプットな英語力に特化されています。英語でのメールやレポート、プレゼンテーションを求められる企業においては、英語力を証明する上で非常にお勧めされる英語能力テストです。

 

[box class="pink_box" title="海外インターンシップに挑戦"]

インターン海外と一緒に海外インターンに挑戦しよう!

  1. INTERN KAIGAI(インターン海外)の強み」とは?
  2. インターンシップに掛かる費用」をチェック
  3. お問い合わせ」からカウンセリング予約
[/box]