フィリピンでは毎年多くの学生がインターンシップに挑戦しています。INTERN KAIGAIでもフィリピンを希望する学生様のサポートをさせて頂いているのですが、その際に質問としてよく聞かれるのが「フィリピンの治安」についてです。そこで、渡航前に知っておきたいフィリピンの治安についてを伝えしていきます。
フィリピンの治安って良いの?悪いの?
上の写真と一文は日本の外務省ホームページに載っている世界地図で、世界の治安レベルが色分けされています。危険度は下の表のように4段階にわかれていて、フィリピンの治安は危険度1とカテゴライズされています。
危険度1 | 明るい黄色 | 十分注意してください。 |
危険度2 | くすんだ黄色 | 不要不急の渡航は止めてください。 |
危険度3 | オレンジ / 茶色 | 渡航は止めてください。(渡航中止勧告) |
危険度4 | 赤色 | 退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告) |
INTERN KAIGAIの考え
INTERN KAIGAIとしては、フィリピンの都市部外への移動はあまりお勧めしていません。マカティのような都市部には日本人を含めた外国人も多く一定の治安は保たれていますが、外に出てしまうとまだまだ治安の面では安心できないのではないかと考えています。(INTERN KAIGAIではマカティとセブのみで受け入れ先の紹介を行っています。)
なにより、渡航先の国に関わらず普段から身の回りに気を配っておくことが大切です。特に日本は安全な国として知られていますので、日本とは違った常識の中に身を置いているのだと認識しておく事が大切です。
フィリピン人にも治安について聞いてみた
INTERN KAIGAIフィリピン拠点の社員に、フィリピンの治安について聞いてみました。
フィリピンで注意したいこと
ちょっとした注意でも身の危険から自身を守る事はできます。海外に出るときは基本的に「治安が悪い地域にはいかない」「夜に1人で出歩かない」など自分でリスク管理をしましょう。
高価な物は必要時以外は持ち歩かない
フィリピンでは日本人がお金を持っていると思っている方もいます。そのため、日本人はスリなどのターゲットにされてしまうことがあります。日本人は顔立ちやファッションで目立ちますので、必要以上に高いものを身に着けたり持ち歩くのは控えましょう。(着る服を現地の物にする等、そこまで気にする必要はありません)
また、日本人の中には防犯意識が薄い方も多いです。「カバンを身体の前にかける」「ながら歩きはしない」など、外を歩くときは普段よりも気を付けましょう。
慣れないうちは交通手段も安全な物を選ぶ
フィリピンでは、「ジプニー」「トライシクル」などフィリピン特有の交通手段があります。値段も他の交通手段に比べると安く現地の人にも親しまれていますが、現地の乗車ルールで値段交渉をする必要がある場合もあります。不安そうにしているとスリのターゲットにもされ易くなってしまいますので、フィリピン生活に慣れるまでは、タクシーやバス等を利用するようにしましょう。
配車サービスを上手く使う
東南アジアではお馴染みの「GRAB」はフィリピンでも利用可能です。お金も先払いですので、ぼったくられる事も無く、現地のタクシーよりも安全です。
日本語で話しかけてくる人に注意
フィリピンにいると日本語で話しかけてくる人がいます。日本語で話しかけられると心を開いてしまいますが気をつけましょう。
まとめ
フィリピンの治安について紹介しました。この記事を読んで少しでも防犯意識をもってフィリピンで楽しく過ごしていただければと思います。フィリピンの治安は年々改善されています。皆さんの少しの意識でトラブルを回避しましょう。