英文退職届の書き方

現在働いている企業を辞める際に用意します。最近はEメールで退職の意思を伝えたり、マネージャーへ口頭で伝えるケースもありますが、やはり1度でも自分を社員として雇用してくれた企業への感謝の意も込めてフォーマルな手紙形式が最も一般的です。

退職の際は「辞められたらそれで良い」と考えがちにもなりますが、実際は「辞め方」も非常に重要です。上手く退職できれば退職後でも元同僚、元上司や人事部と関係を保ち、いざという時に照会先として頼る事ができます。また、将来のビジネスパートナーとして関係が続く事も多々あります。

 

英文退職届の書き方

退職願は短く・明確に・簡潔にです。最長でも4段落程度にまとめて下さい。退職の意思を伝える事が何よりも重要です。その他の事に関しては、退職が承認された後メールで対処する事もできます。

  1. 退職届の宛先は企業の代表宛てではなく、直属の上司宛てで問題ありません。
  2. 自身の肩書も含めての退職の意思を明記します。
  3. 退職する日付を明記します。これは企業との契約書上の事前通知期間を元に決定します。
  4. 感謝の意思を伝えましょう。退職には様々な理由があるかもしれませんが、わざわざ悪いイメージを残して辞める必要もありません。今後の為にも良い関係を残して退職しまょう。また、ここでは引き継ぎの意思表示などもします。

 

その他のポイント

上司へは直接手渡しする

退職届は直接手渡しましょう。メールや口頭でも問題無い企業もありますが、1度でも自分を雇ってくれた企業なので最後まで礼儀正しく進めましょう。

 

ネガティブな退職理由については書かない

退職の理由について、新しいことがやりたい、新しい機会を求めているといった一般的なことをいうのは差し支えありませんが、会社への不満を書く場ではありません。今の仕事には期待できない、給料が安い、土日に仕事をしたくない等、実際にそれが退職の理由であっても書かない事を勧めます。もし、どうしても上司に気持ちを知って欲しいなら、退職届を出す前に一度上司とゆっくりと話してみて下さい。