大学の夏休みや春休みに人気を集めているのが短期の海外留学や海外インターンシップです。せっかくの長期休みを友達と遊んだりバイトをするだけではなく、将来に活かせる充実した時間にするために短期留学や短期インターンに参加する学生が年々増えています。
長期休み中に海外経験をしたい学生の皆さんがまず思い浮かべるのは短期留学ではないでしょうか?短期留学は、海外の文化や生活習慣を知る上では大きな経験になります。ですが、参加の目的によっては、短期留学よりも海外インターンの方がたくさんのメリットがあるんです!
特に、下のような事を学びたいと少しでも思ってる学生の方は是非この記事を読んでみて下さい。
- 将来英語を使って仕事をしてみたいと思っている方
- 英語を使って何かをしたいと思っている方
- 海外インターンシップはレベルが高すぎるのでは…と不安に思っている方
- 海外生活を通して現地文化を学びたいと思っている方
- 費用をできる限り抑えたい方
- 海外生活だけではなく、海外での職業経験にも興味がある方
それでは、最近人気急上昇中の短期海外インターンについて解説していきます。
短期留学には無い、短期海外インターンの良いところ
短期インターンシップには短期留学に負けないくらい沢山のメリットがあります。一般的な海外留学と海外インターンシップの違いについては「留学と海外インターン比較記事」をご覧ください。
短期間でも英語はアウトプットが大切
英語の勉強はインプット(学習)とアウトプット(実践)の繰り返しです。特に短期間の海外生活では、できる限り海外の環境を活かした英語学習がしたいですよね。
語学学校のように、インプットとアウトプットのバランスを取りながらの英語学習も大切なのですが、せっかくの海外生活ですので、アウトプットに比重を置きたいところです。そんなアウトプットにフォーカスした英語学習ができるのが海外インターンです。
ネイティブスピーカーとの交流が多い
また、留学生との輪が広がる短期留学と違い、現地の人との繋がりを持てる海外インターンでは、ネイティブスピーカーからしか学べない細かな英語表現やリアクションなど、より実践で使える英語に触れられるのが特徴です。
語学学校に通うのは世界各国から英語を学ぼうと集まる仲間たちですので、当然英語がもともと話せるネイティブスピーカー、ましてや現地の人は語学学校には通わないですよね。しかしインターンシップとなると、そこで働くのは現地の方の割合が増えてきます。当然外資系企業がシンガポールにオフィスを構えている場合は、ローカルな企業と比べると欧米の方が多くなりますが、一定数の現地社員も少なからずいるはずです。
シンガポールの例
例えば現在東南アジアで急速な経済成長を遂げ、観光地としてもアジアのビジネスハブとしても注目されるシンガポールは英語が公用語となっており、現地の人々は大抵英語のネイティブスピーカーです。ただしシンガポールには、いわゆるシングリッシュ(singlish)と呼ばれる独特の訛りや表現が存在します。
こちらの記事ではシングリッシュの詳細を説明しています。
インターンをして実際に会社の中の会話に耳を傾けると、ほとんどの社員さんがシングリッシュを話しています。現地の方々はもちろん、近隣国から働きに来ている外国人社員の方々でさえシングリッシュを話しています。たとえ1カ月など短い期間でも、インターンシップをすることでこうした「生の」英語に触れることができるのです。
短期という限られた時間の中で、海外でしか経験できない英語学習を効率良く行う場として、インターンシップはピッタリの場といえます。
ビジネス英語に触れられるのがインターンシップの特徴
現地の学校に通う語学留学では様々な世代の人が世界中から集まるものの、多くは自分と年齢が近い若い人が中心になります。そこでは日常的な簡単かつカジュアルな英語が主に話されます。
しかしインターンシップとなると、たとえ期間が短くても企業の一員として働くことになるため、時に丁寧な英語が求められます。更に日本の学校や語学学校ではほとんど学ぶ機会がないビジネス英語を身に着けることができます。
将来的に海外で働いてみたいと考える学生にとって、実際にどういった英語が使われているのかを直接肌で感じることができるのは貴重な体験です。
インターンシップは費用面でお得
実は、費用の面でも短期インターンはおすすめです。
通常短期留学に行くと、現地での生活費や渡航費に加えて語学学校への授業料を支払わなければいけません。一方、インターンシップは授業料を支払う必要がないので全体のコストとしても短期留学より安くなる場合がほとんどです。
更に一部の海外インターンでは短期でも給料が発生する場合があり、より経済的に海外経験を積むことができます。
INTERN KAIGAIでは、短期のインターンシップでも2~3か月であれば有給の案件がほとんどとなります!詳細を知りたい方は現在募集中のインターン情報をご確認ください。
実は英語初心者でも参加できる海外インターン
海外でインターンシップ、と聞くと難しそうに聞こえますよね。短期でも海外インターンに参加するには、「流暢な英語力が必要だ」「英語に自信がないから自分には無理だ」と思っていませんか?
でも実は短期インターンシップの中には、中級レベルの英語力でも応募できる企業も沢山あります。特に現地の日系企業では、日本語を使いながら現地の方と共に働くことができる環境が整っていて、英語と日本語を使った業務経験が得られます。
海外インターンでの英語力のレベルについては、こちらの「海外インターンシップに必要な英語力」のページで詳しくご紹介しています。
英語力は現地に向かってから、いくらでも向上させることができます。短期留学でもそうですが、日本人はとにかく間違いを恐れる傾向が強いです。対してヨーロッパ系の方は、例え文法が間違っていてもとにかくガンガン話します。しかしよく聞いてみると、日本人の方がよっぽど正しい英語を使っていたりするのです。
もちろんインターンシップとなると仕事になるため、多少のコミュニケーション力は求められますが、英語が流暢でなくても構わないのです。実際に働いている人の中にもネイティブスピーカーでない方はたくさんいますし、皆お互いの意見を理解しようと真剣に話を聞いてくれるのでとても心強いです。
短期海外インターンについて、もっと詳しく知りたいと言う方は、こちらの「短期海外インターン情報まとめ」ページをご覧ください。
現地生活に近づきたいなら海外インターン
留学中にできるだけ現地の方に近づきたいと思う学生は多いはず。それが短期間となれば、更に限られた時間の中で現地の友達を増やさなければいけません。
語学留学でも友達は沢山作れますが、他の国から来た留学生になりがちで、なかなか現地の方と触れ合う機会を持つことができません。また短期留学の場合、長期留学のように時間をかけた友達づくりができず、現地の友達ができた頃には帰国の時期といったことも…。
一方、海外インターンでは現地の会社に勤務します。そこで知り合う同僚はもちろん現地の方が主です。同僚の方と一緒にお昼を食べたりすることで、短期間でも現地の方との輪を広げることができます。
就職活動の選択肢が増える
グローバル化が進む中、今後企業が必要とする人材は世界で活躍できるような人材だと考えられます。近年長期の休みを利用した短期の海外留学は一般的になりつつあるため、インターンシップというプラスαの経験をすることで、就職活動の際に自分をよりアピールできる機会が増えます!
実際に1~3か月以内の短期インターンシップを行った学生の方でも「自分の視野が広がった」「自分の将来について積極的に考えるようになった」という意見が寄せられています。
自分の目で職場の雰囲気を感じたり業務を行ったりすることで、自分が何に興味を持っているのか、反対にどんな点があまり好きではないのか知ることができます。その経験を元に早めの対策を行うことで自分がどういった業界、職種に就きたいのか考える時間にゆとりが生まれます。
海外インターンを実際に経験した先輩インターン生の体験談もチェック!
短期留学・インターンまとめ
短期留学に負けないくらい人気を集めている短期インターンのメリットについて解説してみました。短期海外インターンは短期留学に比べて得られる実践経験がより高く、かつコストも低い海外生活の選択肢です。
INTERN KAIGAIでは皆様のニーズに合った様々な海外インターンシップをご紹介しています。より充実した海外経験を得るために、インターンに挑戦してみましょう!