留学とインターンの良いとこどり!海外インターンのメリット

社会人として英語を使えるようになりたい!将来は世界を舞台に活躍したい!そんな、“グローバル人材”を目指す方々が日本でも増えています。

もちろん日本でコツコツ英語の勉強をすることも大切ですが、実際に日本から飛び出して、現地の人と交流する中で英語力だけではないそれ以上のことを学びたい、そんな風に考える方も多いのではないでしょうか?

私も、皆さんと同じように、いわゆる海外志向が強い人間で、ずっと海外で生活したいという考えから、とにかく海外留学にまずは挑戦しようと学生時代にずっと考えていました。しかし、当時の私は、海外留学以外の選択肢を全く考えていなかったのです。

しかし、語学力を伸ばしたり、プラスアルファの経験を積むことができるのは留学だけではありません。留学より更に社会人としても実戦経験が得られるのが「海外インターンシップ」という選択。学生時代の私に、海外インターンという選択を教えてあげたかったと今では後悔しているほどです。

そこで今回は、留学に代わるインターンについて詳しくご紹介するのと同時に、海外インターンシップのメリットを解説していきます!

留学とは

まず、インターンについてご紹介する前に、海外留学とはどんなものなのかおさらいしていきます。留学にはいくつかのタイプがあるのですが、主に分けられるのは「語学留学」と「学部留学」の2つ。

語学留学

「語学留学」はその名の通り、語学を習得することに特化した留学です。語学力の中でも、スピーキング力の向上に特化したもの、TOEICやTOEFLなどのスコアアップを目的にしたものなど、様々なタイプの語学留学があります。

また、語学留学は期間も様々で、数週間から数か月と、自分のスケジュールや予算と相談して、柔軟に期間を選ぶことができます。

語学留学は、語学習得の勉強を集中して行うことができるというメリットや、すべて英語で行われる英語の授業を体験できるといったメリットがあります。英語力に自信がない方も安心して語学留学に挑戦できるでしょう。

語学留学を経験された先輩インターン生の体験談はこちらから!⇒シンガポール語学留学からの海外インターン

学部留学

一方で学部留学とは、海外の大学で「留学生」として現地の学生たちと同じ授業を受けること。「語学を学ぶ」語学留学と比較して、学部留学は「語学を使って学ぶ」ものです。

学部留学の中でも様々なタイプがあります。皆さんが通っている大学と提携している海外大学の留学生枠に応募していく「交換留学」や、エージェントを介して留学生を受け入れている海外大学を探していく「私費留学」などがあります。大学によっては交換留学以外の学部留学プログラムが用意されている場合もあります。

語学を学ぶ語学留学と異なり、学部留学は英語ができることが前提で、ネイティブの学生たちとともに専門的かつ学問的な勉強をすることになるため、高い英語力が必要になります。

学部留学のメリットは、専門的かつ学問的な英語をインプットすることができるため、知識量が増えること、海外の優秀な学生たちと一緒に勉強ができること、同世代の外国の友人を作りやすいこと、同世代の外国人が使う日常会話を学ぶことができることなどがメリットとしてあげられます。

学部留学後に海外インターンシップに挑戦された方の感想はこちらから!⇒アメリカ交換留学後のインターン

インターンシップとは

留学がどのようなものかわかったところで、続いてはインターンシップについてわかりやすく解説していきます。

インターンシップとは、社会で正社員として働く前に、企業や国際機関などで実務経験を積むための就業体験です。

日本でも近年、学生時代に休学をして長期インターンに挑戦したり、バイト代わりに有給インターンに参加してみたりというのが一般的になりつつあります。

日本で特徴的なインターンと言えば、就職活動の一環として行われるような、1DAYインターンシップや超短期インターンと言われるようなもの。しかし、海外ではこのようなインターンはなく、数か月からの長期インターンがスタンダードです。

有給か無給かは国や期間、企業によって異なりますが、有給だとしてもバイト代程度の給料になると思っておきましょう。その代わり、企業は未経験の学生たちにスキルや知識を提供するというのがインターンの制度です。

海外インターンのメリット

インターンシップがどのようなものかわかったところで、インターンシップと留学の良いとこ取りともいえる「海外インターン」をするメリットを上げていきます。留学とのメリットの違いはどのようなものがあるのでしょうか?早速見ていきましょう!

就活に活きる

最初の海外インターンのメリットは、インターンでの経験が日本での就職活動に活きるという点です。なにか学生時代に力を注いだ経験を就活の場で語れるようになっておきたいという学生さんも多いはず。海外インターンが、就活で語れる経験になる理由をご紹介します。

社会人としてのマナーが身に着く

日本人のマナーは厳しいと思っている人は多いかもしれません。しかし、ビジネスにおいては、マナーや礼儀は世界共通。

海外インターンシップでのビジネスマナーは日本では活きないのでは?と心配する方もいるかもしれませんが、基本的なビジネスマナーは世界共通。国内外のビジネスの場で、どれだけマナーや礼儀が重んじられるのかを知ることができるのと同時に、実践の場でマナーを身に着けることができます。

履歴書に書ける

インターンとよく比較されるボランティア活動は、企業によってはあまり経験として見てもらえない場合があります(もちろん、どんな環境の中での経験があるのか、どんな人物像なのかを判断する要素にはなります)。しかし、実際に企業や団体の一員として行うインターンの実務経験は企業側も評価しやすいです。

特に、何か成果を出すことができた経験、異文化・多国籍の人が集まる環境での就業体験などを人事が評価する可能性が。インターン先が日系だったとしても、日本式のビジネスマナーを身に着けることができたり、日本人の上司の下で働いたりと価値的な経験として評価してもらえること間違いなしです。

ちなみに、海外就職・海外インターンを検討する際、必ず必要になるのが”英文履歴書”です。INTERN KAIGAIでは、英文履歴書の作成方法を基礎の基礎から徹底的に解説しています!こちらのページで英文履歴書を作成してみましょう!⇒英文履歴書作成ガイド

業界・業種への知識が深まる

日本の新卒の問題として、就職後のギャップに戸惑い、会社を数か月で辞めてしまう、という話を聞く方も多いのではないでしょうか?

その原因の一つが、その会社はどんな業界なのか、実際の仕事はどんなことをするのかなど、具体的な業務内容が分かっておらず、入社後にギャップを感じてしまうことがあげられます。

もちろん、経験したことがないもののイメージを膨らませることはとても難しく、そのイメージが実際とは異なっている場合も多いです。

そんな就職前と就職後のギャップを埋めてくれるのがインターンでの就業体験。もし今何かやりたいことがあるひとは、本当に自分のイメージと実際の業務がマッチするのか確かめる機会にもなりますし、特にやりたいことがない人も、とにかく何かに挑戦してみることで興味のある業界・業種が絞られるでしょう。

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自己理解が深まる

仕事内容への理解を深めてくれるインターンシップ。しかし、インターンシップのメリットはそれだけではありません。自分自身への理解を深めるきっかけにもなるのがインターンです。

実際にインターン生として仕事をし始めると、自分の様々な傾向がわかるようになります。それはインターン先の会社や個人によって異なりますが、例えば以下のようなことがわかるはずです。

  • どんな状況・環境でストレスを感じるか・感じないか
  • どんな状況・環境でモチベーションが上がるか・下がるか
  • ルーティーンが好きか・毎日異なる環境に身を置きたいか
  • どんな人と一緒に働きたいか
  • どんなオフィスで働きたいか
  • 社員の人数はどれくらいが会っているか
  • チームで仕事をしたいか・個人でしたいか
  • デスクワークは好きか
  • 人と関わることは好きか

ここで大切なのは、好きか嫌いかであって、得意か不得意かではないと個人的には考えています。得意不得意はトレーニングや経験次第でどうにもでなりますが、好き嫌いは心の問題なので変えようがありません。自分がどんなことが好きで嫌いなのかを知ることは、今後の就職活動にもきっと役立ってくれます。

また、自己理解を深めるために大事なのは、インターン中に意識することです。ただ漫然と過ごすだけでなく、自分を客観的に見つめ、どのような時に何を感じるのか積極的に見つけていくことが必要になります。

プロフェッショナルな英語が身に着く

留学とインターンの大きな違いは、どんな英語を見つけられるかです。

留学中の交友関係となると、どうしても同世代の学生が多くなります。そうなると、コミュニケーションで使うのは友人同士のカジュアルな英会話能力に限られていきます。もちろん留学ですから、英会話だけではなく、専門的かつ学問的な英語も学ぶのですが多くがインプットのための英語になるでしょう。

もちろん、そういった英語力も大切です。また、個人個人の目的によってどのような英語を身に着けたいかは異なります。友人同士の英会話を楽しみことが目的の人もいれば、研究職や大学院を目指しているため、学術的な英語を必要としているという方もたくさんいますよね。

しかし、将来的に海外就職を目指しているという方や、日本で英語を使って仕事がしたいという方は、留学よりも海外インターンシップをおすすめします。その理由は、ビジネスで使う英語は留学で使う英語と全く異なるからです。友人とのカジュアルな会話や大学の講義からは学ぶことができません。

先ほども触れたように、ビジネスでマナーや礼儀はとても重要です。英語は日本語と比較してカジュアルと言われるかもしれませんが、ビジネスの場では丁寧な英語表現が多用されますし、そういった表現を使うことで、よりプロフェッショナルな人として判断してもらえます。

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海外就職に直結する可能性がある

最後に、海外インターンのメリットとしてあげられることは、海外就職に直結する可能性があるという点です。

特に新卒や第二新卒などの既卒で海外インターンをする人は、そのまま正社員として採用してもらえる可能性が高いです。

もちろん、インターン中のパフォーマンス次第ですが、正社員として日本人を採用したいという企業はたくさんあります。もちろん、何年も既に経験があるシニアレベルだとチャンスは広がるのですが、未経験やあまり経験がないという方をピンポイントで探している企業も多いのです。

そのような求人は日本にいたままではわからないこと場合があります。現地の求人プラットフォームやエージェントがそういった求人を持っている可能性が高いためです。

インターン先の企業に採用してもらえない場合でも、長期間実際に現地に行って、現地で就職活動を行うことは、日本からただインターネット上で求人を探すよりもグッとチャンスの幅が広がります!

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