海外のインターン募集は国内と違うのか?徹底検証!

皆さんはインターンがどのように募集されるのか、ご存知ですか?インターンに参加したいと考えれば、どのような業界、業種で募集されているのか、どのように応募すべきなのか調べますよね。

実はインターンシップの募集方法は企業によって様々です。そして国内と海外ではシステムが多少異なることも。場合によっては、海外の方が自分に合ったインターンを簡単に見つけられることだってあるんです。

今回は海外のインターン事情を中心に、募集がどこで、どのように行われているのか検証していきます!さらに国内インターンと比較することで、海外インターンシップの特徴を掴みましょう。

インターンシップ、どう見つける?

インターンシップの見つけ
インターンには短期型や長期型、国内で行うもの、海外で行うもの、など種類も様々です。

日本国内においても、インターンシップは採用活動の一環であると考え、近年力をいれる企業が増えてきました。しかし海外ではもっと以前から、そしてより深く、インターンシップという概念が浸透しているんです。

海外におけるインターンシップの概念とは、実践の場でスキルや経験を身に着けることで自分自身の成長につなげるものです。一度インターン生として企業に参加すれば、立派な「企業の一員」として捉えられ、主体的に仕事に向き合うことが求められます。

国内のインターンはどちらかというと企業や職種について知るための機会であり、受け身的な一面があるかと思います。もちろん長期のインターンであれば様々な仕事が任される場合もありますし、短期でも自分の興味がある企業などについて知識を深める良い機会だと思います。

企業としては、少しでも知識や経験を持つ人材を採用したいもの。その結果、世間では様々な方面からインターン生を募集する関連情報が溢れています。では、インターンの募集方法を具体的に見ていきましょう。

いつ募集が開始されるのか

海外の場合、インターンシップが募集されてから実際に働き始めるまでの期間は短めなケースが多いです。こちらの都合がつけば、面接後に即日インターン開始、というパターンも。これは海外の就職において、空きが出てしまったポジションの募集をかける、という文化から来ているものと思われます。

一方日本では通常、インターンシップの募集が開始されるのはインターン自体が開催されるタイミングの2~3か月前が多いです。要するに、インターンに参加する直前に探し始めると締め切りが過ぎており、応募できないという事態が発生してしまう訳です。早めの対策が吉ということですね。

募集対象者は要確認

海外のインターンシップを検索する際に、確認しておきたいのが募集している対象者は誰なのかということ。中には大学卒業や数年の実務経験、専門的なスキルなどが応募条件として挙げられているものも少なくありません。

なぜなら海外では、学生はもちろん、自身の培ってきたスキルや経験を基に、更なるキャリアアップを目指して参加する社会人のインターン生もたくさんいらっしゃるからです。

一方国内のインターンシップは、主に大学生が就職の前段階として参加するイメージが大きいのではないでしょうか。特に募集が最も盛んに行われる夏のインターンは、学部生、大学院生ともに全学年対象のものがほとんどですが、中には参加可能な学年が指定されているケースもあります。

興味のあるインターンを見つけたら、自分が対象に値するかを確認する必要があります。

どんなインターンへ応募できるのか

インターンの探し方
実際にインターンにおいて、どんなことが学べるか気になりますよね。募集される職種や機関など、詳しく確認してみましょう。

募集されている職種

インターンシップは実際の業務を体験することで、その企業や職種で働くイメージを持たせることが企業の狙いです。
そのため営業やマーケティング、SE職など募集がかかる職種はバリエーションが豊富です。将来の自分の姿を想像して、関心がある分野を検索してみましょう。

海外の事例になりますが、具体的な職種例についてはインターン募集情報一覧をご覧ください。

インターンシップの期間

インターンシップの種類には短期型と長期型の2種類が存在します。

海外ではスキルを身に着けるという観点から、半年以上となる長期インターンが一般的。長期のインターンになると給料が発生する場合が多いため、お金も稼げて一石二鳥です。

中には短期型のインターンシップを募集する企業もありますが、短期といっても日本のインターンのように数日間の日程で開催するものではなく、3か月以内で知識と経験を得る目的で開催されます。

一方で、日本のインターンは短期型となると1~5日間で開催されるものが多いです。期間が短い分、自分が興味のある業界や企業がどのような雰囲気なのかを確認し、比較するには効率的です。

短期と長期海外インターンの違いをもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください⇒短期インターンと長期インターンの比較

必要な語学力などは?

海外でのインターンと聞いて、多くの方が持つ疑問が「高い英語力が必要なのではないか」という点。しかしフタを開けると、日常会話など中級程度の英語力で十分というインターンもあります。

海外インターンに必要な英語力レベルについてはこちらの関連記事をご覧ください。⇒海外インターンに必要な英語力は?

もちろん、英語力があるには越したことはありませんが、語学力の面だけで海外でのインターンという選択肢を消してしまうのはもったいないです。たとえ英語が流暢だとしても、全く熱意を感じられない人は採用されないでしょう。

日本のインターンでも、人気の企業などでは募集枠に対して多くの応募があるため、選考に勝ち残る必要があります。どんな企業でも、インターンといえど熱意のある人材が欲しいので、その点では国内も海外もあまり大差はありません。

インターンに参加するためには、まずは一歩踏み出してみることが大切です。

国内、海外のインターン両方を体験した方の比較ページもCHECK!

どこから応募するのか

インターンに応募するために

情報量が豊富なのは総合サイト

海外のインターン関連の総合サイトを見てみると、毎日のように新たな募集情報が更新されています。そして、その情報量がとにかく多いのが特徴です。その分、自分のやりたい業界や職種により近い求人を探しやすくなります。

一方で同じサイトを毎日見ていても、内容が更新されすぎて自分が以前に検索したページにたどり着くのが大変かもしれません。逆に言えば、それくらい海外ではいつでもどこでもインターンの募集が行われているということですね。

日本ではマイナビやリクナビといった総合サイトが一般的かと思われますが、大学生が長期の休みになるタイミングに合わせて企業もインターンの日程を調整するため、期間のまとまりを意識したインターンの募集が多いです。サイト自体も運用が開始される期間が決まっています。

企業HPから直接応募

中には企業のHPから直接インターンを募集するところもあります。海外では特にこの方法は一般的で、総合サイトへの投稿及び自社HPからの直接募集を両立させる企業も多いです。

もちろん国内でも、一部の企業はHPから直接インターン生を募集していますので、興味のある企業が明確であれば、まずはHPの採用情報などを確認してみましょう。

エージェントに相談

これは特に海外インターンにおけるケースですが、先ほども述べたように、海外では総合サイトに多くのインターン情報が集まります。また、求められる人材やレベルも様々です。

情報量の多さ故、自力で海外におけるインターンを一から探し始めると、案外時間と手間がかかってしまう可能性もあります。また海外でのインターンとなると、ビザの取得や海外保険など、準備しなくてはならないことがたくさんあります。

そこでプロの方々の力を借りるのも一つの手です。海外インターンというとレベルが高いように感じ、特に英語力の不安から参加を自粛してしまう人もいるかもしれません。しかしエージェントの方々は企業に関する情報をたくさん保持していますので、自分の実力に見合ったインターンを探す手助けをしてくれます。

インターン参加への道はあらゆるところに点在しています。よって、できれば複数の就職サイトへの登録や、興味がある企業が明確にあるのであれば直接HPを確認するなどしてみましょう。いくつかのアクションを同時に行うことで、よりインターンに参加するチャンスを広げることができます。

INTERN KAIGAIでも海外インターンに関する無料面談を行っています。求人や英語力に関してはお気軽にお問い合わせください!⇒無料面談のお問い合わせはこちら

まとめ

これまで見てきたように、インターンの募集の仕方や時期、更にその内容は企業によって多種多様です。国内であれ、海外であれ、インターンに参加することを考えているのであれば、積極的に情報を探索していくことが重要です。

自分が関心のあるインターンシップを見つけられていないのあれば、他のサイトを探してみたり別の方法を試してみましょう。意外なところから新たな発見があるかもしれません。