留学といえばアメリカやカナダなどの欧米のイメージが強いですが、最近ではフィリピンのセブ島を留学先に選ぶ学生も増えてきました。気になる予算や週末の過ごし方を含めてご紹介します。
セブ島ってどんな場所?
ビーチの有名なリゾート地、観光先として知られているセブ島ですが、実際どんな場所なのでしょうか?
セブ島はフィリピンにある島の一つで、フィリピンのおおよそ中間に位置しています。大きさは山梨県とほぼ同程度の大きさで、街としてはセブ島の繁華街とされるセブシティとリゾートホテルが多く立ち並ぶビーチとして有名なマクタン島に分けられます。空港はマクタン島にあり、セブ島とは橋でつながっており、セブシティまでも車で約30分程度とそれほど大きな街ではないことがわかりますね。
時差は日本より1時間遅く、平均気温は年間を通して温暖でおおよそ26℃~27℃です。
日本~セブ島間には直行便があり、約4時間半で行くことができます。また、LCC(格安航空)も飛んでいて、時期によっては4万円~5万円程で行けるのもセブ島の魅力です。
セブ島留学の特徴
費用が抑えられる
物価の低いフィリピンでは、欧米の語学学校と比べて授業料、滞在費は約半分程となります。生活に掛かる費用も日本の2分の1~3分の1程度なので、英語の学習をしながら週末はお買い物まで楽しめます。
マンツーマンレッスン
フィリピン留学の最大の特徴は、1対1(マンツーマン)でのレッスンです。欧米の語学学校ではグループ単位のレッスンが多く、長期休みの時期だと1クラスの生徒が15名程になります。1対1のレッスンでは、グループレッスンで起こりがちな「周りの生徒の発言が多く、自分の質問ができない」といった問題が起こりにくく、細かな英文法やスピーキングを伸ばしたい学生にとっては最適の環境です。
リゾート地での英語学習
セブ島は、常夏のリゾート地としても有名で、語学を学びながらリゾート気分も味わえます。市内からビーチまではタクシーで1時間掛からずに行けますので「平日は勉強」「週末はマリンスポーツ」といったライフスタイルを経験することもできます。
セブ島内の語学学校の授業料比較(3校)
QQ English
QQ Englishは、セブ島内で外資系企業が集まるビジネス街、ビーチサイドの高級リゾート地区の2カ所にキャンパスを保有しています。
セブ島の語学学校の多くは日系語学学校のため、在籍する学生の約50%が日本人学生ということも一般的です。QQ Englishでは、日本人を含め30か国以上の国籍を持つ学生が集まっていて、英語学習以外でも国際的な人間関係を構築できる環境を整えています。(ピーク時以外の時期は約10ヵ国の学生が在籍しています。)
学校名 | QQ English |
特徴1 | 治安の良い立地で学習 |
特徴2 | 850人の教師全員が英語を教える資格を保有 |
特徴3 | 30か国以上の学生が集まる多国籍な環境 |
授業料と滞在費 | 174,900円 |
入学費 | 15,000円 |
合計 | 189,900円 |
3D Academy
3D AcademyはJYスクエアモールと呼ばれるショッピングモール内に位置しています。スーパーマーケットまではなんと徒歩10秒、コンビニやレストラン、ドラッグストアまでもすぐ行くことができ、利便性は抜群です。
また、留学で初めて親元を離れるという学生も多いのではないでしょうか?英語の学習で手いっぱいの中、掃除、洗濯まで自分でやらなければいけない環境にストレスを覚えるかもしれません。3D Academyでは掃除、洗濯、シーツの交換までが費用に含まれているため、完全に英語学習だけに集中することができます。
学校名 | 3D Academy |
特徴1 | ショッピングモールの中に学校 |
特徴2 | 洗濯、掃除サービスまでついている |
授業料、滞在費 | 129,000円 |
入学金 | 15,000円 |
合計 | 144,000円 |
Howdy
セブ島の語学学校では既存の建物を利用している学校も多くある中、Howdyは2014年に竣工された清潔なキャンパスで生活をすることができます。
Howdyではプロの日本人料理人が献立を考え、提供しています。フィリピンの水道水は日本とは異なる硬水ですが、Howdy では水をろ過し、日本と同じ軟水に変えてから提供するという徹底ぶり。海外では水が合わずに体調を崩すという方も少なくありませんがHowdyではその点も安心です。
学校名 | Howdy |
特徴1 | きれいな校舎で快適な生活 |
特徴2 | 日本人シェフによるおいしい食事 |
授業料、滞在費 | 185,300円 |
入学金 | 13,200円 |
合計 | 198,500円 |
一週間のスケジュール
時間 | 平日 | 土日 |
07:00 ~ 08:20 | 朝食 | 朝食 |
08:30 ~ 09:20 | マンツーマンクラス | 自由時間 (自主学習、マリンスポーツ、市内観光、ショッピングなど) |
09:30 ~ 10:20 | マンツーマンクラス | |
10:30 ~ 11:20 | マンツーマンクラス | |
11:30 ~ 12:20 | グループクラス | |
12:30 ~ 13:20 | 昼食 | 昼食 |
13:30 ~ 14:20 | マンツーマンクラス | 自由時間 (自主学習、マリンスポーツ、市内観光、ショッピングなど) |
14:30 ~ 15:20 | マンツーマンクラス | |
15:30 ~ 16:20 | グループクラス | |
16:30 ~ 17:20 | 自由時間 | |
17:30 ~ 20:30 | 夕食(有料) | 夕食(有料) |
一か月の生活に掛かる費用
セブ島留学を行った際の1ヶ月の出費を計算してみました。
留学中に掛かる生活費
家賃 | 学費に含まれる |
食費 | 約15,000円 |
携帯代 | 約1,600円 |
交通費 | 約4,000円 |
現地でのお小遣い | 20,000円~30,000円 |
週末のアクティビティ | 約20,000円 |
合計 | 約70,600円 |
その他、留学中に掛かる出費 (学校への現地での支払い)
特別就学許可証 | 13,600円 (6,540PHP) |
IDカード | 400円 (200 PHP) |
写真代 | 200円 (100 PHP) |
出国税 | 1,770円 (850PHP) |
電気代 | 4,160円 (2,000PHP) |
教材費 | 4,160円 (2,000PHP) |
合計 | 24,290円 |
渡航前に掛かる留学準備費用
航空券代 | 50,000円~60,000円 |
海外旅行保険 | 約10,000円 |
合計 | 約70,000円 |
まとめ
他の英語圏と比べてもやはり費用を抑えて留学できるセブ島留学は予算があまり無い学生、短期でもしっかりと学習したい学生にオススメの地域です。
セブ島のインターンシップ概要や生活についてはこちらの記事をご覧ください。