マカティ(Makati City)はフィリピンのマニラ首都圏に属する都市で大手外資系IT企業や金融機関などの企業が多く集まるビジネス首都です。高層ビル群が立ち並び、「フィリピンのウォール街」と呼ばれています。外資系や大企業が集まるマカティはインターンシップにもとても人気な街です。
今回はマカティはどんな街なのか、またビジネス面でどのような企業が進出しているのかご紹介します。これからフィリピンのマカティでインターンシップを考えている人、海外のビジネス情報を知りたい人はぜひ読んでみてください。
マカティでのビジネスについて
マカティでインターンシップをする3つの魅力をご紹介します
- 多くの外資系企業が進出している
- ビジネス首都のため、様々な国籍の人が働いている
- ビジネス街の近くに住宅街やショッピングモールがあり住みやすい
マカティには世界的なメインバンクやインテル、マイクロソフトなどのIT企業、フィリピン最大の証券取引所などが集まっているビジネス首都です。ビジネスが大規模で発展しているため、フィリピンの中でマカティはMakati Central Business District (CBD)、ビジネスの街マカティと呼ばれています。これほど外資企業が集まる理由は、フィリピン政府の施策により一定の条件を満たす投資外資企業を優遇されるからです。そのため多くの外資企業がフィリピンに進出しオフショアサービスを提供しております。
金融、リテール、物流など6万2000以上の業界があるためグローバルな環境で営業やマーケティングなどを身に着けたい学生におすすめです。
マカティでの暮らし
マカティはビジネスだけでなく観光も楽しめる街です。フィリピン最大の財閥の1つであるアヤラ一族によって開発された高級住宅街地区で、高級ホテルやショッピングモールが立ち並び、富裕層や旅行者に人気のエリアです。
地理
マカティ市は面積が約27平方kmで、人口は約58万人です。日中は労働者や観光客が市外から募り、100万人を超えると言われています。東京都のビジネス街である千代田区と比較すると、面積が約11平方kmで人口は約6万人です。熱帯地域のため常に20 °C から38 °Cの気温で湿度がとても高いです。
フィリピンのマカティのビジネス街は職住近接が多く、オフィスビルのすぐ近くに住宅街や高級ショッピングモールなどの商業エリアが隣接しています。
交通
マカティでの主な交通手段はMRT、バス、タクシーです。フィリピンの有名な乗り物、ジプシーもありますがほとんど現地の人が乗り、スリも多いためあまりおすすめしません。
フィリピンは鉄道の整備が遅れていて、交通渋滞が激しいことが難点です。電車の通勤ラッシュの時間に、改札の外まで列が並んでいます。そのためマカティでインターンをする際はタクシーや徒歩圏内で移動がおすすめです。
現在は渋滞解消のため、マニラ首都圏全体を結ぶ地下鉄の開通を2024年までに予定しています。これらの交通インフラが整備されれば、今後のマカティのさらなる発展に期待できます。
フィリピンのマカティでの詳しい交通情報はこちらをご参考ください。マカティで仕事やインターン、語学留学をする人は通勤や通学も事前に調べるのがおすすめです。
娯楽施設
マカティはマニラのなかでもショッピングセンターのハブと呼ばれるほど多くの店が立ち並び、にぎわっています。外資系のブランドから、ローカルでお手頃なお店、アウトレットまで充実しています。
一番有名なショッピングセンターが連なるアヤラセンターでは、大型ショッピングモールに日本でお馴染のユニクロや無印商品、ルイヴィトンやグッチなどの海外高級ブランドが併設されています。
また、アヤラセンターの隣にあるロックウェルセンターでは、土曜日曜の週末にコミュニティーマーケットが開催されています。地域のオーガニック野菜やとれたての自家製フルーツ、魚、珍味、アンティーク商品などたのしめます。
フィリピンのローカルフードやチェーン店、有名な日本食屋さんについてはこちらの記事をチェックしてみてください
まとめ
インターン海外ではローカル企業を中心にフィリピン・マカティのインターンシップをご紹介しています。インターンシップ情報や生活について詳しく知りたい方は、こちらの記事にまとめてありますのでご参考ください。
フィリピンのインターン概要と生活情報