シンガポールのオフィスファッションはこれでOK！

シンガポールでインターンシップを始める際に気になるのはオフィスでの「服装」です。オフィスでは浮きたくないし、日本からわざわざ使えない服を持って行くのも避けたいところです。そこで今回はシンガポールのオフィスファッションについて、現地で働く者の目線からお伝えします。

服装の前にシンガポールの気候について

シンガポールでの服装を考える前に、シンガポールの気候についても知っておきましょう。シンガポールは赤道の近くに位置する国であるため一年中常夏で、季節は乾季と雨季の２つに分かれています。

乾季（3月～10月）は天気が良い日が続きます。湿度は低くなりますが日差しは強くなりますので、日焼け対策は日本以上に気をつけるとよいでしょう。

雨季（11月～2月）は降水量が多くなります。雨季とはいっても日本の梅雨のように１日中雨が降るわけではなく、にわか雨のように短時間だけ降ります。曇りになることも多く、常夏のシンガポールではむしろ過ごしやすいかもしれません。

シンガポールのオフィスファッションの特徴

シンガポールのオフィスファッションは日本で「ビジネスカジュアル」や「スマートカジュアル」と言われる服装となります。日本で夏季に行われるクールビズをもっとカジュアルにした服装といった感じです。それでは、男性と女性に別けて見ていきましょう。

男性ファッション

男性の服装は日本と大きく変わらず、長袖のワイシャツにスーツのパンツを着るのが一般的です。日本との大きな違いはネクタイをあまり着用しない点です。ローカルのビジネスイベントや、ミーティングに行った際にネクタイを着けて行くと、逆に浮いてしまうことも多いです。また、ジャケットもフォーマルなミーティングでない限り基本的に着る事はありません。

女性ファッション

日本と同じくパンツスタイルの方もいれば、スカートの方もいます。割合で言えばスカートが多いイメージです。日本と異なる点は、オフィスで丈の短いぴったりとしたワンピースを着ている人を多く見かけるという点です。日本で人気のガウチョやスカンツ、ひざ下のスカートなどのゆったりとしたものは主流ではありません。また、暑さゆえかストッキングを履いている人はあまりいません。靴に関しても、オフィス内ではヒールを履く必要はなく、ビーチサンダルでも問題ありません。もちろんミーティングに参加する時はフォーマルな靴に履き替えます。男性と同様に、羽織りものやブランケットで冷房対策ができる物があれば良いですね。

日本と違う「カジュアルフライデー」

シンガポールでは、金曜日を「カジュアルデー」と呼び、ジーンズやTシャツなどのカジュアルな服装で仕事をする習慣があります。ただ、仕事は仕事ですので短パンや露出度の高すぎる服はNG、また金曜日にクライアントとのミーティングが入っている時は普段通りの服装で来社します。この習慣は生産効率を上げる狙いがあるようで、シンガポールの多くの企業で受け入れられています。日本の一部企業でも似た習慣が導入されていますが、クールビズと大差なく受け入れられています。しかしシンガポールは日本より柔軟で、ジーパンやパーカーなど、ラフな私服でもよいとされます。

こんな服を日本から持ってくると便利！

シンガポールでインターンシップをする際にはトップスやパンツなど着回しのきく物を何点か持ってくると便利です。それから実際にオフィスで働いてみてから、周囲の雰囲気に合わせた服を現地で追加購入するとよいと思います。また業種にもよりますが、フォーマルな場に居合わせることもありますのでスーツを１着持参した方が良いです。

シンガポールは外は暑いのですが、オフィス電車やショッピングセンター内では冷房が強くかけられています。渡航の前にパーカーやカーディガン、ニットなどの上着を用意しておくとよいでしょう。スコール対策として折り畳み傘も忘れずに持ってきてください。

まとめ

シンガポールのオフィスファッションは日本より自由でカジュアルです。日本ではあまり見ない服装が一般的に着られていたりもします。こういった文化の違いも含めての海外経験ですので日本とは違うファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。