これからシンガポールでのインターンを考えている方、もしくはすでにインターンが決まって準備の段階に入っている方、どちらも気になる項目の1つが、シンガポールのお天気事情だと思います。
東南アジアって1年中蒸し暑いイメージ…とは言っても、シンガポールに滞在したことがない限り、具体的な天気がわからない方がほとんど。特に、インターンで長期滞在する場合、実際に毎日どんな天気なのか知っておくことはとても重要です。
また、天気や環境によって、持っていく荷物も大きく変わります。「現地に行ったら実際に調べた情報と全然違った」なんてことがないようにしたいですよね。
そこで今回は、私たちインターン海外の現地日本人スタッフが、シンガポールの天気の様子をわかりやすく解説!一般的な天気の情報から、私たち日本人だからこそ感じる率直な意見も交えて、より皆さんに正確なイメージをお伝えしていきます!
シンガポールはどんな天気?
まず、シンガポールの天気について、皆さんはどんなイメージを持っていますか?おそらく多くの方が「暑い」というイメージを持っているのではないでしょうか。
そう、シンガポールは赤道近くに位置するため、1年中夏です。しかし、そんな常夏のシンガポールにも季節はあります。
日本人の私たちにはあまりなじみがないですが、シンガポールには「乾季」と「雨季」と呼ばれる2種類の季節があります。1年中暑いことには変わりないのですが、この2種類の季節によって天気も異なります。それぞれの天気の特徴は以下をご覧ください。
乾季:3月~10月
- 快晴が多い
- 35℃前後が多い
- 3~4月は1年の中でも特に晴れやすい
- 6~8月は日差しが特に強い
雨季:11月~2月
- スコールが頻繁に起こる
- 30℃前後の日が多い
天気予報を見ると、毎日雷雨や曇りのマークで示されていることが多いのですが、実際は、1日中雨が降り続くということはシンガポールではほとんどなく、このスコールのような雷雨をほとんどです。
年間平均最高気温・最低気温
続いて、1年間の平均気温を見てみましょう。シンガポールの月ごとの平均最高気温と最低気温をまとめた表がこちらです。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
最高 | 30 | 32 | 32 | 32 | 32 | 32 | 31 | 31 | 31 | 32 | 31 | 31 |
最低 | 24 | 25 | 25 | 26 | 26 | 26 | 26 | 26 | 25 | 25 | 25 | 25 |
表を見ていただけるとわかると思うのですが、大体最高気温が31~32℃、最低気温が25℃前後となっています。つまり、日本の7~8月頃の夏の気温とほぼ同じ。気温は年間を通してほぼ変わりませんが、雨が多い雨季の11月~2月にかけては、多少気温が下がるようです。
現地での服装
ここまで、シンガポールの天気や気候、気温について解説してきました。先ほども述べたとおり、シンガポールの天気は1年中日本の真夏の天気とほぼ同じ。では、そんな常夏の国シンガポールに長期滞在する際には、実際にどのような服を準備すればいいのでしょうか?男女別で解説していきます。
シンガポール服装~男性編~
まず男性の服装について解説していきます。シンガポール男性の一般的なファッションはこちら。
- 半袖シャツ
- 短パンもしくはジーパン
- スニーカーもしくはサンダル
男性の場合、年齢関係なく子供からお年寄りまで、このようなカジュアルな服装が多いです。短パン以外にも長いジーパンを履いている人、タンクトップや長袖シャツを着ている人も見かけます。日本の男性のようにおしゃれなハットや重ね着をしている人は皆無で、ひたすらシンプルな服装が一般的です。しかし、たまにブルゾンや厚手のトレーナーを着ている人も見かけます。
シンガポール服装~女性編~
女性の場合、男性よりもバラエティー豊か。シンガポール女性の一般的なファッションはこちら。
- 半袖シャツ、タンクトップ、キャミソール
- ひざ丈もしくはミニ丈のワンピース
- ジーパン
- ショートパンツ
- サンダル
- スポーツウェア(スポーツブラ、ヨガパンツ)
シンガポールの女性は年齢を問わず、肌を露出している人が多いです。日本ではあまり見かけないような、ペラペラのキャミソールや背中が大きく開いたワンピースなどを着ている女性がそこら中にいます。
また、短いスカートやショートパンツを履くのも普通。日本で流行っているエレガントな雰囲気のミモレ丈スカートはこちらではほとんど見かけません。しかし、リゾート風のロング丈ワンピースやガウチョパンツを履いている人はわりといます。
しかし、おそらく日本人が一番衝撃を受けるのは女性のスポーツウェア。シンガポールでは女性も男性もスポーツジムに通う人が多く、ウェアで街を歩いている人がたくさんいます。ヨガパンツと呼ばれる、ボディラインがはっきりわかるようなパンツに、スポーツブラのみの格好の女性もよくいるので、慣れるまでびっくりするかもしれません(笑)
シンガポール人、季節感がない説
完全に主観ではありますが、シンガポール人は日本人ほど天気や季節感を気にして服を選んでいないように思います。そのように思うのには以下のような理由があります。
- 日本人のように天気予報を見て服を選ぶ、というような習慣がない
- 日本の夏と暑さは変わらないのに、ジャケットやトレーナー、ブーツを履いている人がいる
- 意外と長袖率が高い
- 厚手の生地の服も多い(秋服っぽいものも普通に売っている)
日本のように四季がないシンガポールだからこそ、夏服だけではなく色んな服を着たいと思う人が多いのかもしれませんね。また、建物内やバス、MRTの中は異常なくらい冷房が効いています。長袖を着ている人が多いのも納得です。
まとめ
シンガポールは常夏で日本の真夏のような天気が続きます。そのため、服装も日本の夏服を用意すれば基本的に大丈夫です。しかし、冷房対策も忘れずにしておきましょう。
また、インターンにはオフィスファッションの準備も大切です。オフィスファッションについては、こちらのページで紹介していますので、併せて読んでみてください!
シンガポールのオフィスファッションまとめ