シンガポールでのインターン生向け就労ビザの取得方法

シンガポールでインターンシップをするためには「インターン生が取得できるシンガポールの就労ビザ」を取得しなければいけません。シンガポールが現在発行しているビザでインターンシップに使えるのは「Work Holiday Pass（ワークホリデーパス）」「Training Employment Pass（トレーニングパス）」「Student Pass (学生ビザ)」の３種類です。

インターン海外でもビザ取得のサポートをさせて頂いていますが、シンガポールでのインターンシップを希望している方は、どんな準備物が必要なのか予め確認をしておきましょう。（2019年12月時点での情報です。）

※観光ビザ（Social Visit Pass）でインターンシップを行う方がいらっしゃいますが、観光ビザでの就労行為は給料の発生に関わらず許可されていません。

※各ビザの概要はシンガポール労働省より定期的に更新されます。

Work Holiday Pass（ワークホリデーパス）

Work Holiday Pass（ワークホリデーパス）とは最長６ヶ月間のインターンができるビザです。就労、勉学、観光など滞在中に行えることの幅が広いビザです。ワーキングホリデーパスの申請期間は約3週間～4週間かかります。申請の時期によってはビザの取得が困難な場合がありますので、インターンの開始時期よりも3ヶ月程早い時期に申請を始める事をお勧め致します。

ワーキングホリデーパスは、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、ドイツ、スイス、香港、日本の大学に所属する学生 / 卒業生が対象となります。

ワークホリデーパスの概要と応募資格

Training Employment Pass（トレー二ングパス）

Training Employment Pass（トレーニングパス）は3ヶ月の間有給でインターンシップが許可されているビザです。ワーキングホリデーパスとの違いとしては、インターンシップが学校のカリキュラムの一部であること、受け入れ企業がビザの申請をしなければいけない等です。申請条件はワーキングホリデーパスに比べて厳しいですが、正社員同様の最低給与額が支給される等、フォーマルなインターン向けのビザです。

トレーニングパスの概要と応募条件

Student Pass（学生ビザ）

Student Pass（学生ビザ）はシンガポール国内で勉学活動を目的としたビザです。そのなかでも、シンガポール政府が指定した学校に通う学生はシンガポール内での就労（インターンシップも含め）が許可されています。（雇用内用にいくつか条件があります）

学生ビザで就労が許可される条件

• 政府指定の学校にフルタイムで通う学生
• Immigration and Checkpoints Authority (ICA)から発行された学生ビザ持っている学生
• 14歳以上の学生

まとめ

アジアの中でも、シンガポールはビジネス英語を経済大国で学べるとのことで近年人気なインターンシップ先の国です。ビザに必要な書類や更に詳しい内容をご希望の場合は「お問い合わせページ」よりご連絡下さい。