シンガポールに来る日本人の数は年々増加しています。ですが、よくテレビで特集されるのは観光客向けの内容で、実際の生活が特集されることはあまりありません。そこで今回は、海外転職やインターンシップでシンガポールを検討されている皆様へ向けて、シンガポールの日常生活について特徴をまとめてみました。
シンガポールについて少し解説！
シンガポールは、東南アジアで1959年に建国されました。建国当初から経済発展に注力し、現在ではアジアを代表する国際都市として知られています。生活する人々も多民族・多国籍からなり人口の約3割が外国人という国際色豊かな国です。共通言語は英語で、国内の表記、ニュース、教育現場、ビジネス等は全て英語で行われます。また、シンガポールは法律に厳しい国としても有名で、街は清潔で治安も非常に安定しています。
日本人がシンガポールで生活する５つの魅力
1. 多様な人種と接することができる
シンガポールに住む人々の約3割が外国籍を持っています。（残りの7割も中華系、マレー系、インド系のようにいくつかの民族に分かれています。）日本でも海外の方と交流できる機会は増えてきていますが、生まれながらの国際都市であるシンガポールでは日本で味わえる以上に「違った文化」に触れる機会が多くなります。それぞれの習慣や価値観を尊重する考えが国の文化として整っていますので、視野を広げる大きな機会になるはずです。
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2. 治安がよくて清潔
シンガポールは厳しい法律を持つ国として知られていて、この法律が国の治安や清潔さを保つ鍵の1つなっています。犯罪発生率は日本の3分の1と非常に低く、また唾を吐いたりポイ捨てをした場合は最低500シンガポールドル(約40,000円)の罰金が科されるなど、法律によって清潔さが保たれています。シンガポールに「国内でガムを所持してはいけない」という法律があるのも有名な話です。
3. アジア圏で英語を主な言語として生活ができる
シンガポールではコミュニケーションの際に英語が主に使われています。英語だから魅力的な国というわけではありませんが、やはり世界共通語として使用される英語を使いこなせるようになると、その後海外旅行をしたり海外就職に挑戦する時に大きく役立ちます。
4. 東南アジアの中心に位置し、気軽に海外旅行できる
シンガポールはマレーシアやインドネシアなど数多くの国に囲まれています。そのため、オーストラリア、インドネシア、タイなど数時間のフライトでいくつもの国を回る事ができます。特に隣国であるマレーシアには直通のバスも出ており、日帰りバス旅行に行くことも可能です。
5. シンガポールの通貨（シンガポールドル）は安定した通貨
こちらは海外就職等の長期滞在者向けとなります。海外挑戦の際に気にしたいのが現地国の通貨です。特に長期でその国で暮らしたい場合には、帰国後の生活や子供が海外の大学に進学したら等を考えると通貨が安定している国に住みたいと誰もが思います。シンガポールの通貨は非情に安定していて、また物価も日本とは大きくは変わらないので、お金の面でも安定した生活を送れる
シンガポール生活での注意点
1. 渡航前に注意すべき法律は調べておく
シンガポールでは、日本人には馴染みのない法律もあるため、悪気はなくても法律を破ってしまうが可能性があります。さらに多くの法律には高額な罰金が定められているので、知らなかったでは手遅れということになりかねません。以下に代表的なものをあげておきます。
- 入国時のたばこ、酒類の税関申請漏れ 罰金S$5000(40万円相当)
- 22:30~7:00まで屋外での飲酒禁止 罰金S$1000(8万円相当)
- 駅構内での飲食 罰金最高S$1000(8万円相当)
2. 物価は基本割高
まずは家賃について。シンガポールは国土が小さく、不動産価格が大幅に高騰したことが以前問題になりました。現在では政府の介入により緩されていますが、家賃は東京より高めと考えておくのが無難です。また、生活用品もほぼ全てが輸入品のため、日本よりは出費が増えることは認識しておくべきです。
知らない土地で家を探すのは不安に感じる方もいるかもしれません。その上かなり高いなんて言われたら余計に心配ですよね。そんな方のために、シンガポールでの家探しに必要な知識をこちらのページで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください！
シンガポールでの家探しのコツ！
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まとめ
今回は、シンガポールでの生活について大まかな情報を紹介しました。全体として、日本人にとっては世界でも最も生活しやすい国の内の一つといえると思います。しかし、いい意味で日本とは文化も生活スタイルも異なります。初めての海外生活を送る方には特におすすめの選択肢になるでしょう。
